昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

太った人が暑がりなわけ

こんなことは大半の人は「なんだ知ってるぞ」と言うかもしれませぬ。
実のところ、それ以上の情報はたぶんこの記事にはありませんぞ。

さて、一般的には太っている人は暑がりと。
自分の脂肪のことを「ミートテック」と言う自虐ネタも。

私は、ひょっとして、太っている人は筋肉が多いから暑いのではないかと、ひょっとしてと思っていました。
一般的には脂肪が熱を逃がさないとされていますが。
身体で熱を発生するのは筋肉。
太っている人は自らの重量を支えるために痩せた人よりも筋肉量は多いはず。
痩せた人と同じ筋肉量だったら、その重量を支えきれないはず。

で、ちょっと調べてみると、やはり脂肪は熱を逃がしにくいらしい。
水の熱伝導率を1とすると、筋肉の熱伝導率は0.65、脂肪は0.33、だそうな。
ちなみにこれはとあるサイトの丸写し、裏は取っていません。
筋肉を構成する物質、脂肪を構成する物質を詳しく見れば、理論的な熱伝導率は概算できるとは思いますが。

で、脂肪の熱伝導率は明らかに小さい。
すなわち、熱を通しにくい、すなわち身体の熱が抜けにくくため込みやすい、と。

”ミートテック”のイメージは正しいのですな。
おそらく、太った人は筋肉量も多いに違いないが・・・

ちなみに私は”ミートテック”は着ていないです(笑)
さらに筋肉量が少ないから・・・もー、寒い寒い。
身体で熱を発生しないからいくら着ても寒い・・・