昔気質技術者のお小言

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テニスシューズの選び方

錦織選手の新ラケット、”疲れない”だそうで。
http://news.tennis365.net/news/today/201611/112370.html
まー、飛びついて買う輩が多いんだろうなあ。
特に”自称”中級者で特にスイング理論マニアの連中とか。

ま、それはともかく。今回はこのラケットの考察はしませぬ。
この話で思い出したのがテニスシューズの選び方。
初級の上から上であればとにかく”硬い”ものを選ぶべし。
”硬い”というのは”剛性”が高いという意味。
有名メーカーの1万円超のやつを選んどけば間違いはない。
あとはクッション性とかデザインとか足形でお好みで。


なぜ硬いのがよいかというと、ブレーキとかダッシュの足の力がダイレクトに地面に伝わるから。
シューズの変形によるロスが少ない。
実際、スポーツショップなどで店員さんの目を盗んでいろんなシューズを手で捻ってみられたい。
お高いシューズは土踏まずの部分はほとんど変形しない。
対してチェーン店のプライベートブランド品などは容易に変形する。

しかし注意したいのは、”足は疲れます”。
クッション性でかなり変わるかもしれないが、硬いシューズは激しく動けるので、当然その分”疲労”する。
地面を蹴る力の反作用がシューズの変形に使われずにダイレクトに足にかかるので、その力でも疲労する。
だから、そもそも動けない女性初心者などは少し柔らかめのシューズの方が適していたりする。

”疲れないラケット”の話から思い出したシューズの話でした。