昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

自動車評論家もそんなもん

日産ノートが販売台数トップになったとか。
http://autoc-one.jp/news/3042180/

まー、ノートはたぶんいい車だけど、日産車はしばらくは買う気はナイ。
なぜなら、三菱の燃費不正軽自動車をノーチェックで売っていたから。
会社としての品質保証意識が欠如しているのだ。
だから日産が作る製品は品質が不安。

それはそれとして。
ラジオのとある番組でとある自動車評論家Oが、この「ノートe-POWER」についての日産の姿勢をめっちゃ批判していた。
e-POWERはなぜ「ノート」なのかと。e-POWERは新しくてよいシステムだからプリウス等のように新しいモデルとして出すべきではなかったのか、e-POWERを国内で売る気あるのか日産、的な論調。

ところが実際の売れ行きはどうだ、冒頭で引用した記事のとおりである。
e-POWERのみならずノートのテコ入れにもなった。

いや、こういった言い方は完全な「後出しジャンケン」である。
しかし、仮にも”自動車評論家”が完璧な”大外し”をしているところに着目されたい。

もちろん、いろいろな意見や見方があってよいし、あるべき。
でも自動車評論家という専門家であっても間違う。
この自動車評論家はそうでもないらしいが、お坊ちゃまお嬢様の観点でものをいう自動車評論家も少なくない。
一般人の意識からかけ離れているのだ。

あと、ハイブリッドカーを盲目的に礼賛しているアタマ悪いのとか。
ハイブリッドカーで節約できるのは年間たかだか○千円くらい、と本当の事を言った意見は一度しか見たことがない。
ほとんどはメーカーの提灯記事だ。

ま、仕方がないのですがね。
ネットの話と同様にこういった評論家の話も盲目的に信じてはいけない。