昔気質技術者のお小言

~ おいさんのへりくつ日記 ~

MT車、では解決にほど遠い

高齢者の運転ミスによる事故が増加していることについて。
http://www.news-postseven.com/archives/20161115_466685.html

高齢者にはMT車を義務づけろ、はかなり乱暴な意見だ。
これを強く主張するのは問題の本質を捉えられない輩だ。
東京では流していないとする某討論番組でも最も馬鹿っぽいパネラーが主張している。

高齢者の自動車運転に制限を付けるのは、もしかしたら必要なことかもしれない。
しかしそれは本質的には何の解決にもならない
運転するな、って言ったって、車の運転が必要だから運転するのだ。
田舎の山の中なんて農作業用の軽トラとか無免許運転がゴロゴロいるという話も聞いたことがある。
だから制限を付けても運転をする→事故は減らない。

なぜ車を運転するのか。
それは”必要”だから。
だから、車の運転が危険なくらいの高齢者に対しては、”運転するな”ではなく、代替交通手段を与えなければならない。

それはバス等公共交通機関ではなく。
ちょっと時間が遅くなると走っていないし、日に数本の運行じゃあ、ちょっと無理して車を運転した方がよいということになってしまう。

現状では時間に縛られない交通機関はタクシーしかない。
だからタクシーチケットを配るしかないのではないか?

ここまできちんと考えて対策を述べている人はほとんどいませんな。
「運転させなければよい」と全くの表面的な、あっさい考えで対策案を述べるコメンテータとか評論家ばっかし。