昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

空中で伸びる球

レッスンで一緒になるとある女性、なかなかの球を打つ。
ストロークの身体の動きは自己陶酔脳みそ筋肉コーチがうるさく言ったせいでバラバラな動きをしているが、腕力でカバーしているな。
ただし手打ちではない。

この彼女の打球が空中で伸びるのだ。
そういう球はたまに見かける。

空中で伸びていると感じるのはなぜか、しばらく考えてみた。

空中で加速するわけはない、当然。
とすると伸びているように感じるような軌道を描いているということしかない。
そういう軌道は直線に近い軌道。
普通にきちんと打つとナチュラルなトップスピンがかかり、軌道は放物線に近くなる。
どフラットで打てば回転はかからず、打球の軌道は直線に近くなる、
いつも見ている打球よりも落下が少ないので伸びているように感じるというわけだ。

ただし、どフラットで打つには腕力が必要。手打ちという意味ではナイ。
フラットに当てるのとラケット面を球が転がるのとどちらが腕にかかる衝撃・負担が大きいか、と考えれば分かるだろう。
というわけで、ま、今のオレには無理だな・・・(汗)