昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

単に詐欺師の口車に乗っている輩、かもね!

某深夜番組で”ガラケー芸人”てのが。
番組中に「これゴールデン(の時間枠(日曜も・・・の番組))じゃないんですか?」なんて発言が。
まー、そりゃ当然かも。
スポンサー(この番組ではないが他の番組のスポンサー)の不利益になるかもしれない内容をゴールデンタイムで放送できるわけはないわな・・・
スポンサーとはもちろん大手キャリア。
大手キャリアはとにかくスマートフォンに移行させてより多くの金をむしりとりたいからね。ガラケー擁護の番組構成は嫌なはずだ。

で、番組では”ガラケー派”のガラケーへの愛着が語られ、それに対して”スマホ派”が否定意見を述べるというもの。

ちなみに私は”ガラケー”という呼び方は嫌いだ。これはiPhoneを売りまくるために売国奴が流行らせた従来型携帯電話を揶揄する言葉だと思うから。
従来型携帯電話の時代にネットワーク拡充がうまくできなかったあのキャリアのね。

さて、番組中では従来型携帯電話への愛着について会場の観客が”ひく”というシーンが何回かあった。
言っちゃあなんだが・・・観客はみんなア○ですか?

仕事に限らず、趣味や遊び、その人の日常生活でスマートフォンによる情報収集が必要だと判断して、そのためには高い料金を払ってもしょうがない、との信念をもってスマートフォンを使っている人は馬鹿でも阿保でもナイ。
そしてそういう人は従来型携帯電話を使っている人を揶揄することは決してナイ。
スマートフォンのデメリットや従来型携帯電話のメリットデメリットを理解しているから。

しかし、「まだガラケーなんか使ってるの~?」なんて言う輩は
単に流行に流されているだけ、そしてとにかく高い料金を払わせようとする大手キャリアの詐欺師的口車に乗ってしまっているだけ、
すなわち自分のアタマではロクにものを考えられない、という輩だと言って差し支えない。

ちなみに、「周りがみんな使っているから」とか「スマートフォンでないと恥ずかしいから」というのは、それはそれで立派な”理由”である。
その人がそういう生き方、あるいはそういう生活環境なので、他人がとやかく言うことではない。

しかし、「まだガラケーなんか」と言った時点でその輩は馬鹿になり下がる

従来型携帯電話を使い続けているのは、スマートフォンにする必要がないから、スマートフォンは料金が不当に高い、あるいは料金に見合うほど利用することがないから、だ。そういう基本的なことを理解できない、わからない、からだ。

このご時世、従来型携帯電話は”バカ発見器”になりますな。
従来型携帯電話を馬鹿にするかそうでないかで判定できるのだ。

ただし冒頭で紹介した番組の場合は、ガラケーを馬鹿にする展開にしないと番組が成り立たない、ってだけだ。
視聴者の低レベルに合わせているだけである。

ちなみに、どうしてもスマートフォンを使わなければならないという場合は
いわゆる二台持ちの方が料金は安いですぞ。
大手キャリアだとどうしても料金が従来型携帯電話から跳ね上がる。
FOMAケータイであればメールオンリーの契約にすれば約1000円の月額料金になる。
スマートフォンはいわゆるMVNOで持てばよい。
二台合わせても月額料金はドコモの2GBプランよりも安くなりますぞ。

私の場合はradikoを使いたくてスマートフォンを使っている。もちろん”二台持ち”。
だがスマートフォンの料金は月額645円。
200kbpsの速度であるが、radikoは聴けるしYahooニュースや天気予報を見る分には全く支障がない。
高速通信が必要な時はWiFiに繋ぐのだ。