昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

漫画でもネットよりはマシ

久しぶりに読書っぽいことをした。
コミック雑誌ですが(笑)
電子書籍ですが。
積読状態になっていたものを少し読み進めたのだ。

で、やはり読書はいいなあ、ときどきすべきだと。
いや、漫画が”読書”か?と言いたい人もいるでしょう。私もそう(笑)

もちろん字ばっかりの本を読むのがベストなのだが、
漫画であったとしても、何も読まないよりははるかにマシ、と思ったのだ。

ポイントは、ストーリーに没入するところ。
各キャラクターの動きとか、風景とかを自分のアタマの中にイメージする。
”想像力”が働かされる。

もちろん、より高い想像力を働かせるには漫画より文章のみの方がよいに決まっている。
”画像”がないから全て自分のアタマの中に自分で画像を構築するしかない。

しかし、画像がある漫画であっても、その画像は静止画。
キャラクターなどの”動き”は自分で想像することになるのだ。

対して、テレビなどでダラダラドラマだのアニメだのは動き・声なども表現している。
だから”想像力”はほとんど必要とされない。

このことから、テレビよりも漫画の方がアタマにとって良い、のだ。

もちろん”想像力”の観点では、文章のみの本 >>> 漫画 >>>>> テレビ、である。

そもそも、”想像力”が致命的に欠如している輩が多すぎる。
日常で”計画”を立てるのだって、アレをどうしてこうして、というのは実際に起きていることではないから”想像”しなければならない。
他人の立場に立って、ということも”想像力”である。

ネットばっかりだと情報を受けるばっかり。
サイトでも文章を読むじゃん?という向きもあろうが、ネットは次から次へと読みがち。
一つの文章について5分も10分も考えることはありますかな?
ネットの文章に長いストーリーはありますかな?
一つ読んだら(正確には”読んで”はいないが)すぐ次のサイトへ行くでしょ?
だから結局何も想像しない、考えない。

だからたまには漫画でもいいから・・・ということになるのだ。