昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

だから”スペシャルウイーク”はクダラナイ

確か二ヶ月に一度、一週間、ラジオではスペシャルウイークてのがある。
これを私は”くっだらない週間”と呼ぶ。

このスペシャルウイークというのは、ラジオ局の聴取率調査週間。
だから各ラジオ局はこの期間は特に聴取者を増やそうと躍起になる。
その結果、テレビ的なくっだらない番組内容になる。
各番組が浮足立った構成になる。
だから”ラジオ”番組としてはとてもつまらないものになる。

聴取率を上げるためにどうしているか。
まず、”豪華な”ゲストを呼ぶ。
豪華と言えば名の知れた人気者芸能人。
とするとテレビで活躍している、よく見る芸能人となるわけだ。
ラジオにテレビの人を呼んでも面白くもなんともない。
テレビつければいっつも出ている人なので、今さらラジオでその話を聞いてどうするのだ???
コメンテーター系でテレビに出ている人なんか、ご存知の通り?話が薄っぺらい、
当たり障りのないことしか言わない。
ラジオ系のコメンテータはもっとズバズバ言うよな~。
まー、言い過ぎでテレビを干された人もいるようだが・・・

そしてもう一つの聴取率を上げる手段は、番組プレゼント。
各番組で突然プレゼントが設定される。しかも豪華な。
普段から豪華めのプレゼントにしておけば継続して聴く人が増えて、スペシャルウイークも浮気されずに聴いてもらえるのにねえ。
ま、制作費の関係もあるか。

今回特にくだらない、というか酷かったのは、
TBSのとある番組でリスナープレゼントの応募キーワードが「ミサイル失敗

こんなキーワードにするなんて、プロデューサーはアタマ腐っているのか?
過度な”自粛”について言われることも少なくないが、
スペシャルウイークというお祭り騒ぎの番組の最中にマイナスイメージの社会問題というか世界問題に関するキーワードを使うか?

TBSは聴取率が高いらしいがこんなことをやってりゃ、ま、そのうち凋落するだろう・・・