三流週刊誌じゃあないんだから

ダイヤモンド誌の誤報？
http://president.jp/articles/-/21989

もしこれが本当ならば（誤報であることの方）、
ダイヤモンド誌ってなんなんだ、ということに。

このブログを読んでいる人（ほとんどいないと思うが）ならばお分かりのように
ダイヤモンドオンラインは日常的にチェックしている。
ニュースサイトではないが、基本的はコラムや調査記事は記名記事、
おかしな記事も少なくはないが、基本的には読みごたえあるものだ。

しかしそう言われると（誤報？の件）ダイヤモンドオンラインもおかしな記事が少なくない。
ノウハウとか蘊蓄記事かと読んでいったら、ダイアモンド社の書籍の宣伝記事だったりとかいうのが最近多い。

東洋経済オンラインでも書籍の宣伝記事は多いが、
後は本を買って読め、というだけではなく、一部の議論はケチらずに結論まで書いてある。
これがダイヤモンドオンラインの書籍宣伝記事だと、ケチって結論を書かずに”本を読め”というスタンスの記事だから、かえってうそくさい話になっている。

もし誤報だとするならば、（何度も”もし”と言うが）
ダイヤモンド社は”調査報道”ができないところということになる。
なぜ裏取りをしっかりしないのか。
誤報でなかったとしても、現時点では当事者と意見が異なっている。

文春でも裏取りはかなり慎重にやっていると聞く。
それをちゃんとやらなかったのか？
だとすれば三流週刊誌以下である。

ネット上の”ニュースサイト”と自称しているところには、調査報道と言っても最初から結論ありきで取材していると思われるところもある。
ダイヤモンド社もそういうところだったのかもしれない。
”コラム”だったらそれでもよいかもしれないが、定期刊行の雑誌はマスコミである。
ウソとか裏取りなしは許されないものだ。

以上、冒頭のコラムのように”誤報”であると仮定した場合の話。