昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

大手キャリアは”消費者軽視”ではなく・・・

前回はYahooニュースの表題があまりに酷いことにヒートアップして
書こうと思っていたことが欠けなかったので、もう一回。
総務省が携帯電話ショップで覆面調査をした結果・・・
https://mainichi.jp/premier/business/articles/20170622/biz/00m/010/002000c

説明が不十分ってことは消費者軽視ってことじゃん、と短絡的なことを言うネット民的輩もいそうだが。
こういう人間には説明するのをあきらめた。
大脳皮質の働きがもはや決定的に異なるのだ。動物と同じで本能的にしかものを考えられず、複数本のルートで脳細胞を繋げてみるという意識がナイ。

閑話休題
大手キャリアが消費者軽視の意識であったらユーザーはすぐに離れていくだろう。
そういうことは動物的人間ほど感じ取るのだ。
もっとも、携帯電話ショップによってはいかなる手を使っても契約数を増やすことしか考えていないところもあるだろう。
しかしそれは大手キャリアの指導ではなく、ショップ単体の問題。
もっとも大手キャリア本社がノルマ等の圧力をかける等のこともあるかもしれん。

大手キャリアが考えているのは消費者軽視ではなくユーザーからの”搾取”
継続的に、できれば高額を搾取したい。
それにはユーザーを囲い込まなければならない。
払っている料金を上回るサービスを受けていると誤解させ続けなければならない。

そうするためには料金プランをいじくり倒すことが有効。
便利で安くなったと誤解させる、一時的に割引する、とかとか。
一部のユーザーからむしり取ってそれをメインユーザーに還元して安くするという手法もある。
それがドコモのカケホーダイとか。
ケツを”おひとり様”ユーザーに持ってったわけだ。

で、こんな状態だからショップスタップは法廷事項の説明に入るころは疲労困憊、客も疲労困憊しているだろう。
説明が実際に不十分、あるいは不十分と感じることも少なからずあるだろう。
それでなくともショップスタッフは勉強しなければならないことが多い。
料金プランと割引条件等は複雑だし、さらに各機種の特徴や操作方法まで覚えなければならない。
どれか欠落していてっも無理からぬことかと。

かなり前、初めてスマートフォンを買ったとき。Android2.3の時代である。
通知領域に表れているアイコンの意味が分からずショップスタッフに質問したが、そのスタッフも分からなかった。
そんなもんでしょう。
もちろん現在はそんなことはナイ。