昔気質技術者のお小言

~ おいさんのへりくつ日記 ~

某日本人選手はなぜ故障しやすいのか

「錦織は『最も壊れやすい選手』」
https://the-ans.jp/news/5498/
フランス地元紙が男子選手の棄権率を集計したデータが紹介されている。
「錦織の棄権率は、世界ランキング10位以内の選手の中では群を抜いて高い」。

錦織選手はなぜ故障しやすいのか。
それは日本人だからである。

以前にも書いたが・・・
プロ選手は勝たねばならないから多かれ少なかれ身体に無理をさせている。

マチュアの一般人は運動連鎖など身体の理にかなった動かし方を教わるし練習する。
しかしプロは”理にかなった動き”ではダメなのだ。
人間の身体のつくりなんてみんな大体同じ。
ということは皆が”理にかなった”動きをしていたら誰しもが同じ実力。
違いが出てくるのは体格だけである。

プロは相手に勝たねばならないから、理にかなった動き以上の動きをしなければならない。
つまり身体に無理をさせる。
それはもちろん相手も同じこと。相手も身体に無理をさせて挑んでくる。
だから勝つためにはさらに”無理”を身体に課さねばならない。

一方、全選手が同じ動きをしていたら体格が大きな方が有利。
同じ筋力だったら腕が長い方がスイングスピードが増すから。
(厳密には打球の衝撃があるから違うが)

だから、体格の小さな者が大きな体格の選手に勝つためには、身体により無理をさせなければならないのだ。
つまり現在の錦織選手の状態。

もちろん、プレータイプとかスピンかフラットとか打ち方でも身体への負担は異なるが、
同じタイプだったら体格が小さい選手の方がより”無理な”動きを身体に課さねばならないのだ。

だから体格が小さな錦織選手は故障が多くなる、のだ。

こういうことを理解できていないのに初級者クラスのレッスンで得意げにプロ選手のフォームを長々と解説するコーチがいる。
プロ選手のフォームはどこかしら無理があると考えた方がよい。
かなり長時間の練習とトレーニングと身体のメンテナンスがあってこそのものなのだ。
それを週に一回しか打っていない初級者に長々と説明してどうする?アホか・・・

まー、ショートラリーのアップもさせずに”フルスイング”を強要するコーチだからな・・・
そんなことはプロでもやらんて。

最近のプロのサービスのグリップは・・・なんてこれまた練習を止めて長々と説明したりするコーチだが、
そんなグリップで打てるのも豊富な練習量によるのだ。
バック寄りのグリップで球の上を・・・なんて言っても、それを安定的に打つには練習量とセンスが必要。

それを”羽子板サーブ”で凝り固まったおねえさん(おばさん)に説明するなんて愚の骨頂
まずは羽子板サーブからどうやって抜け出すかを考えろよ・・・
これで職業コーチなんだからなあ・・・

羽子板サーブになってしまうのもオーバーヘッドで打てないのも”理屈”があるのだ。