昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

”健康情報”ってそんなもん

”健康情報”の落とし穴。
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO17750010W7A610C1000000

ま、要するに、”身体によい”とされる情報で、比較データのほんの一部の条件だけを取り出して声高に言っているものが少なくないと。
例えていうならば、政治家などの発言の文脈を全く無視して”ナ○ス”などの言葉だけを取り出して批判を展開する、国語力が全くナイ記者を抱えている新聞社とか通信社のようなもの?
ま、普段からネット上での揚げ足取りしかできない、とか、テレビの情報番組に合わせて踊っているような人には分かりにくい例えでしたな・・・

ちなみに、野菜を先に食べるとよい、という件では別の話を聞いたことがある。
野菜を先に食べて血糖値の上昇が遅くなるというのは、野菜を先に一口二口ではその効果が現れないのだそうな。
ボウル一杯くらいの量の野菜を先に食べなければならないと。
ファミレスなんかに行くと、女性は野菜を先につまみたがるが、それは全然意味がナイ。
一度説明したらば次からは最初からガツガツ食べるようになった(笑)

そもそも、テレビの情報番組などでは実験データの解釈自体が怪しいものが少なくない。
特に”○さんの目がテン”とか。
え?その程度の結果で有意性があると断言するの?ということがたびたび。
もっとも、逆のこともあるが。
ネット上では揚げ足取り的に批判されていた実験、きちんと見ると結果の違いはきちんと出ていると思われるものもあった。

ま、他番組の専門家などへの取材でも、先に結論ありきでそれに沿ったコメントを求めるという話はよく聞くがね。