昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

ワンセグは”テレビ”ではない

NHKの受信料に関しての最高裁判断が出たとかで。
この判決は各方面への影響がでかいが、ここではこの判決について議論するものではありませぬ。

受信料はテレビ受信機を持っていれば払わなければならないものとされているが。
で、前にも書いたが、ワンセグ機器はどうなのかという話があった。
NHKワンセグ機器も受信機と主張しているようで。

また同じ主張をするが、ワンセグは”テレビ”ではナイ。

そもそもテレビとは何か。
動画映像と音を電波て送って再生するもの。
もちろんワンセグチューナーでもそういう機能なのだが。

しかし、現在の”テレビ”は地デジ前とは全く異なっている。
特に映像の鮮明さが。
そして昨今は4Kだのはたまた8Kだのと。
そんな鮮明な映像に比べたらワンセグの映像ってナニ?
”フルセグ”の映像に比べたら、画面全体にぼかしが入っているのと同じようなもん。
ぼかしばっかりの映像は”テレビ”ではないですよね?

つまり、現在の状況ではワンセグは”テレビ”ではナイ。
すなわち、ワンセグ受信機に対して受信料を徴収しようとすることは間違いである。

ま、私はテレビ放送の半分以上はワンセグで見ていますけどね。
それは、テレビ番組の内容が声と不鮮明な映像だけで充分なものばっかりだから。
それはテレビ番組の問題であって、受信料とは別の問題。

フルセグ視聴が可能なスマートフォンや携帯機器に対しては受信料を徴収してもよいとは思うが、
ワンセグしか映らない携帯電話をテレビ受信機とするのは間違いだと思うのだ・・・

ワンセグテレビって今あるの?


 

あるんですねえ。
ワンセグだとこれ以上大きいと画素が潰れて見える。
あと、上記商品ページのレビューでは「おすすめしません」と。
まー、ラジオがワイドFM対応ではないですからねえ。