昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

ラジオクラウド、使えん・・・

radiko社のやり方っていかがなものか、という話を前に書いた。
やはり競合がいないとやりたい放題の丸儲け主義だよねえ・・・
で、ラジオクラウドが競合にならないものかとずっと前から思っていたのだが。

「ラジオクラウド」のコンテンツ配信社が拡大。
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1084458.html

おお、聴きたい局がみんな参加しているではないか。
じゃあそろそろラジオクラウドに移行できるかな、試聴してみるか。

・・・どうやって聴くのだ???(笑)
”ラジオクラウド”で検索してもTBSのラジオクラウドのサイトしか出てこない。
各局のサイトにはラジオクラウドの表示がナイ。
わたしゃブラウザで聴きたかったんだが?
ブラウザで聴けるのはTBSラジオだけのようだ。

”仕方なく”タブレットにアプリをダウンロード、開いてみると局リストが。
で、各局の配信リストを見てみると・・・ダメだこりゃ・・・
聴きたい番組は全然配信されていない。
そして、リアルタイムには程遠い。
短い番組だと一週間分まとめて配信とかになっている。
30分遅れくらいだったらradikoの代わりになったのになあ・・・

それ以前に配信番組が、「(ラジオクラウドに)参加することに意義がある」程度の数しかない。
もちろん大きな局は配信番組も多いのだが、そうでない局は「とりあえずラジオクラウドに参加だけしとくか」程度、一つか二つとかしか番組をあげていない。

ラジオクラウドって結局、ただのポッドキャスト。アタリマエなのだが。
そしてポッドキャストに耐えうる番組を地方局が作っているわけがナイ。
地方局なんか、博報堂から声がかかったから今後の付き合いもあるし番組を一個上げといて参加していることにするかあ~、程度のスタンスでやっていると思われる。

これじゃあ、ラジオクラウドは大化けすることはまずないでしょうなあ。
博報堂radikoに忖度でもしたのかね?まあ分からんでもないが・・・
でもそれじゃあ”広告収入”は絶対に伸びないよ?
各局はラジオクラウドの宣伝はぜんっぜんやってないもん。
サイトトップにも載ってないもん。
ラジオクラウドはナメられているんじゃ?