昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

バイキングはむしろ割高・・・

この手の話は所々で解説されているが。
「『ランチ食べ放題』で客が元をとれないワケ」
https://toyokeizai.net/articles/-/219421
以前に読んだ別の解説コラムでは、ビュッフェ形式は人件費も減らせると。
アタリマエだが、損するために食べ放題形式に変更するわけがナイ。

まー、それまでは1000円程度の定食だったのに1500円のバイキング形式になったならば、やっぱり”損”に感じる・・・
上記コラムでは店の利益から元を取るとか取れないとか考察しているが、それを抜きにしてもやはり損することは多い。特に私くらいの歳の胃腸になると。

ビュッフェとかバイキングでいいのは、いろいろなものが少しずつ食べられることではある。
でも、二人で行って別々のものを頼めば少なくとも二種類の料理は食べられるしねえ。
もちろん料理をシェアできる気の合った人といかねばならないが・・・

それでもどうしても元を取りたいという意地悪な?思いを持っているならば、滞在時間を長くするしかない。
店の利益は客の回転率も計算に入っているからだ。

いや別に元を取るとかは考えていないのだが、たまにファミレスへ行くと二時間くらいは滞在している。食事の後のドリンクバーで。
結構話し込むもんでね・・・
別にお店に意地悪しようとしているわけではないですぞ・・・

ホテルなんかのバイキングでは回転率も確保するためか、制限時間があるよね。
儲かるよねえ~。
そりゃあ時々バイキングフェアをやるわけだ。

あと付け加えておきたいのは、ドリンク1杯サービスなんてクーポンは店はほとんど損していない。
冒頭コラムでも少し触れられているが、飲み物の原価はすごく安いのだ。
缶入りウーロン茶なんか中身の原価は10円しないという話を聞いたことがある。
価格分のほとんどは缶とか輸送費とか。
輸送もしなくてただコップに入れるだけのお店だとドリンクはほぼ丸儲けなのだ。