昔気質技術者のお小言

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ステンレスマグボトルは熱湯は冷めやすいが冷水は温まりにくい

先日買ったステンレスマグボトル大活躍であります。
安かったし、さすがアイリスオーヤマというコスパ
これ。


 

で、使っていて気がついたことがある。
熱湯を入れたり氷水を入れたりと温冷両方で使ったのだが、
熱湯は冷めやすく、氷水はぬるくなりにくい。
まあ、冷めやすいといっても、一応、○時間後○度というスペックがあるのだが。

で、よく考えると温冷での温度変化に差があるのはアタリマエかと。

マグボトル本体部分は断熱が非常によくできている。
では熱が主に出入りするところはどこか。
キャップ(飲み口)部分ですわな。

熱湯を入れるとキャップ部分が温かくなる。
つまりそこから熱が逃げているということだ。
氷水を入れてもキャップ部分は冷たくない。
つまりキャップ部分は冷やされていない。

熱は上方へ逃げるし冷気は下にたまるから、これは当然ですわな。
だから、氷水を入れてテーブルの上に置いておいても氷はなかなか融けないのだ。

冬場に熱い飲み物を入れて使う時にはタオルかなんかでキャップ部分をくるんでおいた方が冷めにくいですぞ。
(暑い時季にこういうことを言うのもなんですが(笑))

これと同様のことは家庭用の魔法瓶にも言える。
魔法瓶の上にタオルなんかをかぶせておくと、冷めにくさが随分違いますぞ。