タダでもらえる”おから”問題
たまに”おから”をタダでもらえるお店がある。
そこでもらってきたおからを押し付けられた。(誰に?)
さてどうしよう・・・
おからは日持ちしないし、単体では食べづらいので、
きちんとした料理を普段から作っていないと消費できないんだよね・・・
捨ててしまうことが多い。
今回はとりあえず、から炒りしてから冷凍しといた。
炒って乾燥させると量が少し減りますな。
あとで何かに振りかけて食べるのだ・・・
タダのおからについてふと思った。
おからをタダで配るのは、それが本来は捨てられるものだから。
でも食べられるものだから、欲しい人に食べてもらえば・・・という考え方。
・・・だと思うよね?
しかしうがった見方をすると、
お店にとっておからは”産業廃棄物”。
処理するのにはコストがかかる。
だからできるだけお客さんに持って行って(捨てて)もらって廃棄物の量を減らしたいということでは。
そんなに持っていってもらいたいのであれば、傍におからを使ったメニューでも置いておけばいいのに。
”和え物”じゃあダメですぞ。そんなにしょっちゅう作るものじゃないし。
おからの使用量も少ないし。
おからを持っていってすぐに使わず傷んでしまったおからを食べて、具合が悪くなったら誰の責任?
もちろん自己責任、と誰もが思うだろう。
しかし普通の飲食店で”ドギーバッグ”(料理の持ち帰り)が無いのは、
持ち帰った料理を時間が経ってから食べて具合が悪くなったとき原因はどこにある?
という問題があるからである。
タダの”おから”でも同様の問題が発生しうることは心に留めておくべきだ。
ま、お店の側は「廃棄したものを持っていったのだからこちらには責任は無い」と言うだろうね。