超大盛りは「具」の意味がナイ
(本稿も予約投稿です)
珍しくつらつらとテレビを見ていたら・・・
有名らしいパン屋の様子。
焼きそばパンなんですが、特製焼きそばをパンから大きくはみ出すくらいにたっぷりと乗せていました・・・
また意味がないことを・・・
そんなことをしたら食べにくくてしょうがない。
実際、試食したレポーターも食べにくそうに。
焼きそばの量を食べやすい量にして、その分値段を下げたらぁ?
昔読んでいたとある方のブログで、
「ピザの具って、ピザ生地を美味しく食べるためのものだと思うのです」。
私はこの考え方に強く同意します。
パンであっても、○○サンドとか○○ドッグとかの具は、パンを美味しく食べるためのもの。
そんなに焼きそばをたくさん食べさせたいならば、皿に乗せて出したらぁ?と思うのです。
つまり、何とかサンドとかはパンの大きさと具の量のバランスが重要。
パンも美味しく食べられなければならない。
焼きそばサンドならば、パンと焼きそばを同時に味わえなければ、それは”焼きそばパン”としては無意味。
同じことが丼ものにも言えます。
丼からはみ出したてんぷらだのとんかつだの。
丼ものは具とご飯を同時に味わえてこそ意味があるのです。
具をひたすら食べないとごはんが現れないというのは、それは”丼もの”ではナイ。
おかずを乗せる皿を洗うのが面倒なので洗い物を減らすために、ご飯の上に何でもかんでも乗せてみた、という手抜き料理といってもよいのでは。
「この値段でこの具の量!」という紹介のされ方もされているけど、それだったら具をまともな量に減らして値段をもっと下げた方が料理としては正常なのでは。
”超大盛り”なんてのは、味で勝負できないから具の量で人目を惹くしかないお店のやることですわな!