昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

ラケットメーカーはどこがいいのか

最初に言っておきますが結論は出ません。

単なるつぶやき。

 

さて、私はブリヂストンのラケットを使っているのだが、

スクールのヨネックス契約コーチは「ブリヂストンなんてタイヤメーカーっすよ~」

使っている有名プロがいないとか言うのだが。

 

有名プロが使っていないメーカーは性能が悪いのか?

正直よくわからない。

クルマだったら明らかにこりゃいかん、というメーカーはあるんだけどね。工業製品のレベルに達していないという・・・

 

先ほどのコーチのひと言で少し考えたのだが、

タイヤメーカーとしてゴムに強みがあるのならば、そのノウハウはラケットにも生かせるのではないか?

 

ゴムとかの物質は、例えばバネなんかとは大きく異なっている。

バネだと加えた力に比例して縮むし力を加えた瞬間に変形する。

これがゴムとか樹脂では、加えた力と変形量が比例しないし、変形が力の変化に追随しないことも多い。

ま、この現象は”非線形”とかって言うのだが。

 

テニスラケットも当然バネではなく、樹脂などで構成されるので、非線形の挙動を示す。

タイヤゴムの開発などで非線形に変形する物質の解析ができているのならば、それはテニスラケットにも活かされるはず・・・

 

って、ブリヂストンがそこまでやっているかどうかは知らん(^_^;)

非線形挙動のシミュレーションはすごく難しそうだし、金額的に市場規模が比較的小さいテニスラケットにそこまでの手間をかけるのだろうかね・・・?

 

テニスラケットはある程度硬く作ったら、あとは感覚(打球感)の評価に委ねられるのかも。

 

あるラケットショップがメルマガで言っていたが、

モデルチェンジでとんでもない駄作になってしまうことがある、と。

もしそうなら、モデルチェンジばっかりのメーカーは失敗作が多いのかもね。

もっとも、ニューモデルを出さないと売れない、というビール・発泡酒のような事情があるのかもしれないが。

 

ピュアドライブは長いですな〜。

あとの有名メーカーは、モデルチェンジばっかりで私にはもう何がなんだかわからない~

ヨネックスですら、モデルチェンジサイクルが短くなっていると思う。

 

ブリヂストンではDualCoilが比較的長めか。Twin→SPTとマイナーチェンジしているが。

 

ちなみにラケットを買い替える金がない私は、昔のラケット、C-SNIPEを使っている。

 

このモデルはすぐに消えたなあ・・・

たぶん市場的には失敗作だったのだな。

スイングスピードが速い人とか手打ちでラケットを振り回していく人には合わないだろう。

ゆったりスイングするのが合っているようだ。

てことは、最近の流行には反するのだ。