昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

料理に酒を入れる意味

とあるテレビ番組で、料理が得意な男性芸能人が実際に料理を作っていて、その途中で、「ここでお酒は必ず入れます。味がまとまる」。

ほう?

お酒にはそういう効果も?

以前にもちょっと調べて(検索)してみたが、

お酒の効果は臭み消し、風味付け、といったところか。

それにしても、検索すると質問サイトが多く引っかかるのだが、

酷い回答が少なくないねー。

自分でやってみろ、とか。

頭が悪い回答者だ。他の人の意見を聞きたくて質問してるのに、それもわからんとは。

ま、所詮ネットだからな。

閑話休題

検索した限りでは、"なぜ"味がまとまるかという話はなかった。

多くのレシピで酒を使っているということは、そういう効果もあるはずなのだが...

しょうがないので想像するが、

アルコールには水で溶けないものも溶かし出す効果があるので、それによるものではないか。

溶ければ混ざるからまとまりますわな。

水だけでは出ないダシも出るだろう。

ちなみに、なぜこんなことを考えたのかというと、

ある日他人に作ってもらった料理が、なんだか味がもの足りなかったのだ。

"ありがた味"はあったのだが。

というわけで、いずれ自分で作ってみようかと。

アルコールの効果だけならば、買ったが不味い焼酎を使ってみるか。

日本酒ではアミノ酸などが多く含まれていて、よい風味が出てしまうから。

ちなみに一般論では、焼酎では風味が出ないので料理酒には使えませぬ。