昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

世論調査の選択肢

最近、戦後日本の大転換とも思える政治的判断がありましたな。

これについて新聞各社が世論調査を行なったが、

ある新聞では6割が賛成、ある新聞では反対多数、という結果だそうで。

これは世論調査の選択肢が影響しているそう。

賛成か反対かの二者択一か、

全面的に賛成か部分的になら賛成か、

そういった選択肢の作り方で結果が変わってくるし、被調査者が受ける印象も違う。

ある経済アナリストのモリタク氏は、こういったところにも各新聞の意識が現れている、とコメントしていました。

確かにそうかと。

そしてこれは新聞の世論調査に限ったことではない。

選択肢の設定によって世論をコントロールしようとすることはたびたび行なわれている。

すぐに思い出すのは、いわゆる郵政民営化選挙ですな。

民営化に賛成か反対か。

これに大部分の国民が踊らされましたよねー。

何度も言ってますが、マスコミ等に騙されてはいけない。

なお、調査の中には”手抜き”で選択肢を二者択一にしているものも少なくないでしょうな!(笑)

マスコミは手抜きも好きだから。