昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

悪質もいれば「低質」もいる

このコラムを読んでかなりムカムカ。 http://bylines.news.yahoo.co.jp/konnoharuki/20151218-00052579/ いや、コラムに対してではなく、 こういったブラック企業のブラック施策を指導する弁護士や社労士がいるということに。 ある企業がブラック企業として認定されたら、その顧問の弁護士とか社労士も何らかの罪を負う仕組みにしたらどうですかね? こういった「悪質」な連中は社会から抹殺してもいいと思うのだが、 その他にもたちが悪いのが「低質」というか低能な社労士とか。 具体例を間近で見たことがあるが、どこまで具体的に書いていいものか・・・ あるアルバイト、時給ではなく”コマ給”。 そしてそのコマ給には付帯業務分も含まれる。 ところがその付帯業務がかなり大変で時間もかかる。 付帯業務分を含めると、実質の時給は500円を軽く下回る。 ところがそこのオーナー、 アルバイトに事前に誓約書みたいなのを書かせる。付帯業務分が含まれていることを確認したと。 オーナーいわく、「社労士に問題ないと確認してもらってます」。 田舎都市の社労士なんで、冒頭のコラムにあるような計算づくの悪質社労士ではなく、単に頭が悪いイナカモノ社労士だろうと思う。もう一回試験受けたら絶対通らないような。 付帯業務量をロクに確認してないんだろう。オーナーの言うがまま。 拘束時間とか労働に対しては賃金が発生するのを知らないんだろう。 一方、オーナーも、付帯業務がどのくらいの量になっているかを正確に見積もれていない。 だからコマ給に含めても大丈夫と思い込んだんだろう。 いかに業務量の見積りができていないかは、仕事ぶりを見ていれば明白。 自分の業務量も見積もれないのにバイトの業務量なんか知ったこっちゃないよね。 あるいは、意図的に社労士には付帯業務量を少なく申告したのだろう。(この可能性も低くはない) さらに穿った見方をすると、フランチャイズなんでフランチャイズ本部がオーナーにそういった指導をしていることも考えられる。 社労士の確認を取ってしまえと。 バイトの”洗脳”手法も指導しているフシがあるしね・・・ ブラック企業は悪質な連中だけでなく、「低質」「低能」「低脳」な連中からも生まれるのだ・・・ ちなみに”コマ給”という言葉からどこの業界かほぼ明白かと思います。 ブラックバイトとしてよく取り上げられる企業だけではなく、 業界全体が同じような構造なのですよ。