昔気質技術者のお小言

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低速通信モードが使えないか?

ネット回線をあーだこーだと検討中なので、こういったネタが最近多いのです。

現在のWiMAX回線からもっと安く、あるいは通信費は同じくらいでもう少し便利にならないか激しく検討中。
今の時点でWiMAXを新規に契約すると、月額約4300円になる。
「最初の2カ月間は3670円」などと書かれているが、その先をよく読まねばならない。
その後は4350円だ。

ちなみに別の事業者のモバイルWiFiルーターは、
2年間○○○○円、てのと、2カ月間○○○○円、てのが並べて書いてある。
これは絶対”勘違い”をあてにしたものだよなー。
2ヶ月を過ぎるとこれも料金が高くなるのだ。

さて、WiMAXではなくいわゆる格安SIMのデザリングでなんとかできないかと検討中なのだが。
いわゆる”低速モード”が使えないか考えてみた。

低速モードとは通信速度が200kbpsのモード。
このモードに”切り替えて”使えるSIMが少なくない。
そしてその時の通信量はカウントされない、というか使い放題なのが多い、のだ。

200kbpsってどのくらいの通信速度だ?
通信速度を遅くした状態をシミュレートできるアプリでもないものかと思ったが、ナイようだ。
しかしブラウザの表示を200kbps接続時並みに遅くする、としたブラウザはあった。
通信速度を遅くするわけではなく、あくまで表示だけを遅くしたもの。
もちろんこれは低速通信でのブラウザ表示をシミュレートするものだ。
Androidアプリ。

早速試してみたが・・・
・・・やはり遅すぎる。
昔はPHSの回線でネットしてて、その速度はこんなもんだったが、
現在ではそのころと比較してサイトのデータ量が格段に大きくなっている。ゆえに表示が重い。
広告だらけ、しかも重い広告ばっかり、意味がないのに・・・だからなー。

さらにいろいろ調べると、”低速通信”を考察した記事シリーズがあるブログがあった。
ま、ある回線事業者のアフィリエイト目的ブログらしいが・・・
このブログによると、200kbpsでもradikoとか、はたまたGoogleマップも使えるらしいが。

一つの最低料金のSIMで200kbpsモードオンリーで使って、もう一つ高速通信用のSIMを用意すれば、高速通信容量を節約できて低料金を実現できるのではないか、と目論んでいたのだが。

で、私の生活の中で200kbpsで済むところとその使用容量を確認せねば。
・・・radikoしか思いつかん。
ブラウザでは上記の実験より200kbpsでは無理。
それではradikoではどのくらい使っているのか。

壊れかけのタブレットに各アプリの通信量をほぼリアルタイムでモニタできるアプリを入れて、
家にずっといたときにずっとradikoをつけっぱなしにしてみた。

結果、1日あたり約300MBといったところか。
そうすると、平日の分とかを差し引いて・・・一か月ではざっと5GBというところか。
意外に多いなあ・・・音声データはそんなにデータ量がないと思っていたが。

しかしながら、現在の1ヶ月の通信量は約30GB。
radikoを別回線で行なったとしても25GBは使うわけだ。
20GB超のSIMで安いものはナイ。
というわけで、ダメだな・・・