昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

パソコンはやっぱり国内品が

今回買ったパソコンはこれ。
LenovoG51。

Lenovo 80M80042JP(エボニーブラック) G51 15.6型液晶
価格:58317円(税込、送料無料)

スペック的にはこれで十分だ。
某家電量販店で買ったが、上記ネットショップやほかのネットショップよりもだいぶ安かったぞ?
前機がだいぶ前から怪しかったので新パソコンを電子チラシでチェックしていたのだが、こんなもんかなと思っていたが、世間ではもっと高かったのか・・・
家電=ネットのほうが安い、て考え方は改めたほうが良いですな。
ま、家電量販店チェーンの仕入れの関係もあるのだろう。

さて、そのパソコンだが、やっぱりそれなり。
安いうえに某国メーカーだからな!!
買収される前のLenovoは堅牢感があったのだが・・・

キーボードは、防水ケータイの作りが悪いキーボードのようなベコベコ感。
キーの打感を重視する人にとっては到底耐えられないだろう。
ま、私はかまわないが。

問題があるのはソフト的なところ。
客商売をするにはアタマ悪すぎ!とすら思う。

昨今のパソコンはOSのディスクなんぞ添付されてはいない。
自分でバックアップやリカバリディスクを作らなければならないのだが。
そして、そういった作業やリカバリをしてくれるソフトが各社オリジナルのものが内蔵されている。
・・・これがバ○!

リカバリメディアを作るべくそのソフトを立ち上げると、
ディフォルトの作成先は同じハードディスクの「D:lenovo」という別のパーティション
これ自体は別にいいのだが。

しかしOKを押すと空き容量が足りないと表示される。
は!?
このパーティション以外にリカバリメディアを作るには、外付けハードディスクか32GB以上のUSBメモリ等が必要だ。
DVDには作成できないのだ。

なぜディフォルトの作成先にリカバリを作成できないのだ!?
おそらく、このパソコンは元々がWindows8.1。
それをメーカー側でWindows10にアップグレードして売っているのだろう。
そしてWin8リカバリ領域作成に必要な容量よりもWin10のそれの方が大きいと。
その大きな容量のためにパーティションを切りなおすということをしていないのだね。
Win10にアップグレードしといてあとはそのまんま、というわけだ。

さすが某国メーカー、やることがいい加減すぎ!!
国内メーカーだとそのあたりもきちんと調整・調製しているのではないか。

やっぱしパソコンは金があったら国内メーカー品ですよ。

あるブログでは、パソコンなんてどれも同じで、そして国内メーカーはスポンサーソフトだらけで使いにくいから、海外メーカーのを買う、とする意見があった。
確かにそういった面はあるだろう。
半端じゃない量の余計なソフトが入っているのだ。

しかしユーザーサポートは秀逸。
リカバリ一つとっても簡単にできるようになっているし、マニュアルにも詳しく書いてある。
これに対して、今回のLenovoとかDELLとかなんかマニュアルはペラペラ。
必要な情報すら全部書かれていない。
内部の電子マニュアルも印刷したらペラペラの量しかない。

パソコンに詳しければそれでも十分とする意見もありましょうが、
いざというときにメーカーが用意してくれた手順があると安全に作業できるのだ。
それでなくても”いざというとき”は焦っているものだ・・・

だから、金があるのであればパソコンは国内メーカー品を買った方がよい。余計な大量のソフトを我慢して。
私は金がないので今回の品を買ったが・・・
いや、ホントに安かったんです、16GBメモリもおまけにつけてもらったし・・・(笑)

ちなみにその16GBメモリには前機のWin7リカバリメディアを作成した。
Win7だとそのくらいの容量で済むのだ。

あ、Win10のコントロールパネルからリカバリDVDを作成しなければ・・・Lenovoのクソソフトには頼らずに。