昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

丼ものに邪道なし

先日、久しぶりに丼物を作って食べていて、ふと思った。
丼ものの具に邪道なし”ではないかと。

一般的な丼ものはかつ丼とか天丼とか。
しかし先日私が作ったのは”さんま丼”。さんまの缶詰めで作った。
玉ねぎを炒め、さんま缶のタレが甘すぎるので醤油をちょっと足しお湯もちょっと足し、全体を温めてから溶き卵、ご飯に乗せて完成。

他にも魚肉ソーセージ丼とか納豆ステーキ丼とか。
玉ねぎとめんつゆと卵があればなんでも。

もちろんお店で出せる代物ではないが(汗)、一般のお店でもたまに変わり丼がある。

思うに、”どんぶり”はご飯がおかずを美味しくする効果があるのでは。
おかずはご飯を美味しく食べるものという認識があるが、さらにその逆の効果も、ということ。

推測だが、ご飯とおかずの距離が近い、一体化に近いことがあるのでは。
例えばカツ丼とかつ皿、おかずが同じでもカツ丼しか選ばないという人もいるのでは。

以上のように考えると、たまにテレビで紹介されるメガ盛り”がいかにくだらないものか分かる。
”どんぶりもの”としての意味がない。ご飯とおかずを一緒に食べられないから。
ご飯の上に巨大おかずを乗せただけ
店側にしたらあっさい考えの目玉商品にもなり、皿が一皿減るから洗い物も少なくなる?

ま、”メガ盛り”なんてその店にロクな特長がないので奇をてらうしかない、テレビもビジュアル的に派手だからありがたがる、ただそれだけのクダラナイものだ。