昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

輻射熱が欲しい・・・

寒い・・・暖房器具フル稼働の季節である・・・

現在の暖房器具は灯油ファンヒーター。
まー、雪国ではこれが最も暖房効率がよいであろう。
(今回は”寒冷地用エアコン”の考察はしませぬ)

しかしこれも効率が良すぎるというかなんというか。
一番小さいものを使っているのだが、外が氷点下でないときなどは6畳の部屋だとすぐに温まりきってしまう。
そうすると、エコ設定にしていると自動的にオフになる。
そして部屋の温度がそこから3度くらい下がらないと自動的にはオンにならない。
その間が寒いのだ・・・
もっと細かい温度での自動オンオフにすればいいのに・・・

ちなみにサーキュレーターも併用している。
これを使わないと天井近くはかなりの温度になっているのだ。

ファンヒーターがオフの間は室温がそんなに低くないのになぜ寒いかというと、”輻射熱”がないからだ。
ファンヒーターからの熱風はそれなりの温度なので、それ自体が輻射熱源にもなっている。もちろん本体も輻射熱を出している。

だから、ファンヒーターじゃなくて反射式石油ストーブにしようかなあ、と。

なんか値段が高いなあ・・・最も安いものなんだが。
石油ファンヒーターは一番小さいものは1万円を切るのだが?
石油ストーブの方がファンヒーターよりも構造が単純なのではないの???

あと、石油ストーブは出力が変えられないことが欠点か。
随時同じ燃焼具合。
超弱燃焼モードとかあれば、部屋が温まった後は体を温める分だけの輻射熱源として使えるのになー。
タイマー起動ができないのも大きな欠点である。

パネルヒーターでも買うかあ?

いや、これは普段の部屋使いでは電気代がかかりすぎる。本末転倒。
まあこれに限らず電気暖房はそうなるのだが・・・

理想的には、余剰熱を手元を温める輻射熱源として使いたい。
部屋の中でじっとしているときは体に当たる輻射熱以外のほとんどは余剰熱だ。
だからこれまでもファンヒーターの熱風で水が入った2リットルのペットボトルを温めて湯たんぽにしている。(危険なのでマネしないでください)

このペットボトルを手元を温める輻射熱源として使えないか。
当然、ペットボトルだから透明、そうだと輻射熱はあまり出ない。
黒く塗るかあ?

ま、それなりの湯たんぽを買った方が早いですな。
縦型湯たんぽってあるんですねえ。

これを”立てる”のはもちろん輻射熱パネルとして使うためではなく、単に排水しやすいようにとのこと。
しかし”立つ”だけでも私の目的には十分。
一度試してみるか・・・

ちなみに。
湯たんぽは電気を使わないから”エコ”だと思い込んでいる人はいませんかな?

湯たんぽにお湯を沸かして入れると電気あんかよりも高くつく!
お湯を沸かすためのガス代と電気あんかの電気代を比較してみられたい。
電気あんかは初期費用がかかるかもしれないが、電気代は意外に安いですぞ。
だから湯たんぽを使う際は何かの残り湯などで!
湯たんぽがエコだというのは湯たんぽ業界(?)のデマであります。