昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

そこまでして個人の行動情報を・・・怖ろしい・・・

先日、ホームセンターでつらつらと歩いていた際に
ふとスマートフォンを見たら、「○○の場所の写真を追加しますか?」とかなんとかの表示が。
○○とはそのときいた店名。

ありゃー、位置情報を送信しっぱなしだったか、と
設定画面から位置情報、そうすると位置情報モードが”高精度”になっていた。

ご存知でしょうが、位置情報モードには3種類あって、
高精度:基地局GPS
節約モード:基地局の位置のみ
あと、GPSのみ
Androidのバージョンによって異なります)

当然位置情報をオフに。
そして試しに再度オンにしてみたら、”高精度”モードになる。
あれ?と思って、節約モードにしてから位置情報をオフに、そして再度オンにすると・・・
必ず”高精度”モードで立ち上がる!

いやー、怖ろしい恐ろしい。
アプリで位置情報を要求されて、何にも考えずに許可すると”高精度”モードになるわけだ。
そうするとGPSでバッテリーを食うこと以外にも、どこにいるかが”高精度”で分かられてしまっているわけだ。

位置情報をオンにするとデフォルトで”高精度”になる。
節約モードに切り替えるためにはわざわざ設定画面を開かねばならない。
位置情報モードを切り替える作業をめんどくさくてやらない人は多いだろう。
やり方が分からない人も少なくないだろう。
切り替えようと思って忘れてしまう人もいるだろう。

だからスマートフォン利用者のかなりの人がGPS基地局位置データをGoogleに送信していて、自分の詳細な位置を公開している、と思われる。

Googleはそこまでして、つまり位置情報のデフォルトモードを”高精度”に固定してまで個人の行動情報を集めているのか。

そこのあなたも今どこで何やっているかなんてGoogleダダ漏れかもよ!?