昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

決死の覚悟でファンヒーター掃除

おバカな表題ですが(汗)
石油ファンヒーターの分解掃除をしたのです。
寒気が来ている寒い日に。
しかも夜。
もし失敗して壊してしまったらその夜は凍○という状況で(冷汗)

今回のファンヒーターはもう販売していないようだが、近いのはこれか。

今回のには人感センサーなどはついていないが。

で、上記の商品ページでも謳っているようにトヨトミの燃焼方式は最も壊れなさそう、ということでトヨトミを指名買いだったのだが・・・
”・・・”の意味はこの後追い追い。

その灯油ファンヒーター、買ってから5年シーズンくらいか、昨シーズンから過熱警報が頻繁に出て止まる。
大方送風ファンにホコリが溜まっているんだろう。
だから送風ファンを掃除機で掃除すりゃ治るのではないか。

しかし、自力で分解掃除した話をネットで調べてみると、内部は意外にややこしいようだ。
分解掃除はプロに任せたかったが、その料金を考えると新品を買った方がよいかもしれない。
でもまあやってみるかと。

さて、前面写真。
DCF00157.JPG
後ろ側。
DCF00156.JPG
この後ろ側の網を掃除しても風量が足りないらしく過熱警報が出ていたのだ。

フロントパネルを外す。
DCF00155.JPG
フロントパネルを外さないと後ろ側も外せないのだ。めんどくさ。
操作パネルはネジを外した後、裏からフックを指で外す。
DCF00154.JPG
もしかしたら操作パネルは外す必要がなかったかも(汗)
このパネルが厄介で、こんな感じで放置するしかない。(ケーブルが外れない)
DCF00153.JPG
上側パネルを外したところ。右側から見たところ。
DCF00152.JPG

コの字型のサイド・リアパネルのネジのうちの一つはこんなところに。
DCF00150.JPG

コの字型パネルを外そうとしたところ。後ろ側の右斜め上方から。
DCF00148.JPG
このパネルはこれ以上移動できない(外せない)。
なぜなら・・・
灯油タンク側のたくさんある配線が外せないからだ!
これを間違って引きちぎってしまったら今夜は凍○だ!!
DCF00149.JPG

しかしよく見ると、そもそも送風ファンには横側からしかアクセスできない。
左側面から見たところ。この奥に送風ファンが。
DCF00147.JPG
ホコリがたっくさん付着しているのが見えますかね?
DCF00145.JPG
写真集はここでおしまい。
で、このファンを古歯ブラシと掃除機で掃除した。

で、このファンの吸気ルートが”?”なのだ。
ファンの後ろ側は完全に塞がっている。
空気は上方から吸い込むのだ。
しかし上方には上方パネルが。
だから吸気口は後ろの吸気ネット部分の最上列の穴だけであるのだ!!
つまり吸気ルートは逆さL字型。
だから吸気ネット全体を掃除するのは意味がない構造!

ファンを掃除してパネルを元に戻していく。なかなかはまらない(汗)
何とか戻して・・・再起動。

うーん、やはり風量が違う。
掃除前はなんか”熱溜まり”が外へ漏れてきたような熱風の出方だったのだ。
なんか灯油の消費量も多くなっていたし。

一日くらい運転したが、不具合は出ず、ホッ。
たぶん灯油の消費量も元に戻るだろう。

今回のまとめ。
マネしないでくださいね!(写真集は私の覚書用です)
どうしてもやるならば自己責任で!
そしてその際に失敗してもいいやという気持ちでやると必ずや壊します!
(ケーブルの取り回しがきついから引きちぎってしまう可能性が大)
次に買うときは送風ファンの掃除がしやすい機種にしたい!

以上ということで・・・。