昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

ネット情報の真偽の判定方法

インターネット上の情報は玉石混合、とはよく言われるが。
ま、ほとんどが石ころ以下、と言っては石ころに失礼というレベルなのだが。

DeNAウェルクの問題発覚後、ネット情報の真偽をどう判断するかを解説した記事が巷に多く出ている。
そのほとんどの結論は”自分で考えて判断する”。
ま、身も蓋もありませんな・・・

しかし確かにそれしかないのである。
自分で考えて判断する、頭を使う、想像力を使う

そして、いろいろ読み比べる。
レフトもライトも、否定的な説も肯定的な説も。
そして自分で考える。
やはりそれなりのニュース解説をしている人は新聞数紙を読んでいる。

しかし新聞もひどい記事が少なくないからなー。
例えばサンケー新聞なんか二流週刊誌並みの見出しが少なくない。
記事の中身を読むと、見出しと記事がまったく一致していない、ということも少なからず。
外人一人にしか話を聞いていないのに、しかもその話は伝聞なのに、”海外では・・・”という見出しを付けていたことがあった。

テレビももちろん言わずもがな。
ニュースなんか時間水増し映像しか流していないし。
コメンテータの多くは誰でも思いつくことしか言わないし。
意見とニュースを混ぜ込んで伝えるし。

そして、DeNAウェルクの問題に端を発したマスコミの”ネット情報たたき”にはこういった見方もある。
http://newswitch.jp/p/7207
ま、この機会に自分ら(テレビや新聞)の方が情報源として”マトモ”であることを主張したいのはわからなくもない。

でも結局、テレビや新聞だから信用できるということは決してナイ。

だから、できるだけ多くの情報発信源からニュースを取り込むことが必要になる。
ダマされないためには。
そうするとやはり”ネット”を活用するしかないんだよね・・・
ネットニュースには新聞社の記事も出ているし。
ネット専業のニュースサイトもある。

しかしネットニュースは、これまた”報道”ではないものが多し。
他のニュース記事のコピペとか、自説とニュースを混ぜこぜにして書かれているものとか。結構悪質。

それでもまだ、テレビだけ、とか新聞だけ、よりははるかにマシなのだ・・・