昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

卓球→テニス 今昔

レッスンで、なかなか上手い女の子が。
今風の打ち方をしているし。

聞いたらば、つい数年前にテニスを始めたとかで。
それでその打ち方はソフトテニス上がり?と思ったら、
「卓球やってました」。

へー。
いや、私の古い頭では、卓球からテニスへの移行はものすごく難しいというイメージ。
打つ時でも前傾姿勢をとってしまうし、手打ちになりがちだし。

しかしよく考えると、現在の卓球は”シェークハンドラケット”が一般的であることによるのではないか。

私の時代、すなわち昭和時代(汗)あたりでは”ペンホルダーラケット”が主流であった。
そしてペンホルダーラケットでは前傾姿勢のままスイングするのが正しいとされている。

対して”シェークハンドラケット”はテニスで言うところの”コンチネンタルグリップ”で握るので、テニスと同じような姿勢でのスイングが可能。(そうでない人も多いようであるが)
テニスと同じようなスイングとは、身体の軸が立った状態ということ。
だから”きちんと”スイングしていた人であればテニスへの移行は比較的、あくまで比較的簡単であろう。

とはいうものの。
卓球をやってたという別の若い人、その卓球のスイングの動きはテニスのそれとは似ても似つかないものだった・・・
てことはやっぱり”運動神経”によるんですかね?
ああ、身もふたもない・・・(汗)