昔気質技術者のお小言

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”直飲み型”は小さく作れる

先日、買った水筒が以前使っていたものに比べてデカいという話をしましたが。
こういったタイプの。
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直飲み型ではなく、ふたをコップにするタイプの。
で、水筒のデカい小さいは技術力の差ではないのか、と考えてしまいましたが。
たぶん私が間違っておりました(汗)
直飲みではないタイプの方が構造的には難しいようなのだ。

直飲みタイプだと栓の可動部分が少ない、というかほとんどない。
だから飲み口の形状に合わせてその部分を外蓋で塞ぐだけで中身が漏れないようにできる。

ところがコップに注ぐタイプだと。
注ぎ口を開けたり閉めたりする仕組みが必要。
そして外蓋(コップ)を閉めなくても中身が漏れないようにしなければならない。
特に500ml程度の水筒はバッグに入れておくことが多いことだし。

注ぎ口を開けたり閉めたり、そしてその注ぎ口からは水漏れがあってはならない。
そういった構造を作ると栓構造は当然複雑になる。
直飲みタイプの蓋部分よりも大きくなるのは当然だ。

ちなみにその構造の複雑さは、
パッキンを全部外して洗ったあとに組み立てるのに難儀する・・・

ちなみに、水筒内の雑菌の繁殖という観点ではやはりコップタイプの方がより安全である。
自分の身体で実験した結果。(汗)