昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

テレビが酷暑でもスーツにネクタイというおかしな服装だから

夏はどんどん暑くなっている(ような気がする)のに、
いまだに”クールビズ”の設定が無いバカな大企業があるのは、
”テレビ”に原因があると思う。

災害級の暑さ、だの、熱中症にはくれぐれも注意、だの、この暑さは命の危険も、だのと伝えていながら、
それを伝える男性アナウンサーやキャスターの格好はネクタイにスーツという暑苦しい格好である。
このクソ暑いのになぜテレビは”クールビズ”の格好にしない?

官公庁などでは”クールビズ”が普及して久しいが、民間企業ではまだ上着着用という馬鹿なところがある。
それはテレビのせいである。
ニュースを伝える男性陣が皆、ネクタイにスーツだからだ。
何でも右ならえの日本人はテレビに出てくる人の服装が”正しい”と思いこんでしまう。

夏場であってもビジネスマナーが必要な時はスーツにネクタイであると日本人が思い込んでいるのだ。
この亜熱帯並みの酷暑ではその服装はもう”正しく”はナイ。
なぜ誰も気づかないのだ?

テレビに出す男性アナウンサーやキャスターの服装を上着無しのノーネクタイにすれば、世間の夏場のビジネスマナー服も変化するはずだ。

なんだったら、テレビ番組の企画で夏場のビジネスマナー服のデザインを考えればよいのだ。
(ちなみに政府が考えると、”省エネスーツ”なんてバカなものが出来上がる。興味ある人は検索してみてくだされ)

そうすれば、ファッション業界が盛り上がり景気に寄与するかもしれない。

スーツにネクタイという服装に合わせたテレビ局のスタジオのエアコンの温度設定も少し上げることができて、エコにもなるし、エアコンの排熱によるヒートアイランド現象も少しは抑えられる。

以上のように、夏場のテレビ局がネクタイにスーツという格好を捨てればいいことだらけだと思うのだが!!