前衛は後衛の飼い犬である
最近テニスのダブルスに関して思うのだ。
前衛は後衛の飼い犬である、と。
どういう意味かというと・・・
後衛は前衛がボレーやスマッシュを決めやすい球が来るようにラリーを組み立てなければならない、とう考え方がベースにある。
ボレーできる球やスマッシュチャンスは前衛にとってオイシイところである。
つまりエサである。
エサを与えるのは後衛の役目。
つまり前衛犬のエサを後衛飼い主が与えなければならないのだ。
このように考えるとダブルスの後衛の役目や責任が見えてくる。
前衛のポーチは犬で言ったら、フライングディスクキャッチである。
ディスクの軌道を犬が予測できなかったら、ワン!と飛びつけない。
つまり前衛犬が予測して飛びつけるような球が返ってくるように後衛はラリーを組み立てなければならない。
こういうことを全く考えずにただやみくもに打つだけのおっさんとか高校生のなんと多いことか。
ただしミックスダブルスは例外である。
女性のミスは男性の責任、男性のミスは男性の責任、ただそれだけである。
ミックスダブルスでは男性が前衛であろうと後衛であろうと女性に飼われる犬であり、飼い主を全力で守らなければならない。
ああ、男はつらいよ・・・(笑)