見ているとこっちの調子まで悪くなる
「あのおじさん見てるとこっちの調子も悪くなるよ」
と言われて、そう思っていたのはオレだけじゃなかったんだー、と思った。
レッスンでの話です。
女性中心のクラスに(だから私は毎回小さくなってやっています)入ってきたあるオッサン。
目を背けたくなるフォームなもんで。
左手は使わないし、ストロークは左腕がダランと下がっているし、シングルバックハンドなんかもうムチャクチャ。
そもそもボレーの時の腕とラケットに角度がついたコンチネンタルの握り方ができていないから、この人は一生上達しないだろうな、と思われる。
このクラスの女性陣は皆、それなりのフォームで打っているし、うまく打とうと努力している。
筋力がない分、効率的に打っているのだ。上手い下手は別にして。
そういうのを見ていると非常に勉強になる。
しかし、こういったオッサンは腕の力で何とかしようとする。
フォームもいくら教わっても改善の見込みが全くナイ。
そういうのを見ているとこっちの調子も悪くなるわけだ。
そういうオッサン達から逃げてきたのになー。
ま、人の”振り”見て我が”振り”直せってか?
いや、だから見てると調子が悪くなるんだってば・・・
毎回視界から外すのに大変なんだってば・・・
一方、ちなみにこのクラスに最近来ているあるにーさん、なぜこのクラスに?というレベルだが。
シングルバックハンドがおそろしく美しい。
そのせいかフォアハンドが貧弱に思えてしまうくらい。
いや、それなりのスイングでそれなりの球を打てているのだが。
(対女性の気遣いもできている)
そのバックハンドどこで覚えたの?っていつか聞いてみたい。