アイドリングストップはやはりムダ
天気の良い日、車の窓を開けて市街地を走行。
そうしていたら、交差点で信号が青になった瞬間にどこからかセルモーターの音が聞こえる。
これがいわゆる自動アイドリングストップね・・・
しかしその時は信号で止まっている時間がわりと短めのペース。
こういう時はアイドリングストップシステムはガソリンを無駄に消費する!
アイドリングって止めればいいってもんじゃない。
エンジンの再始動はガソリンを余計に食うのだ。
だから短時間の停止だとアイドリングを止めない方がよい。
それでなくてもアイドリングストップシステムは余計に資源を使っていて価格も高くなっているのだ。
アタマが悪い消費者、あるいはメーカーが自動アイドリングストップと騒ぐから、ガソリンを無駄使いする車が多くなってしまったのだ。
ちなみに、アイドリングストップでガソリンが無駄になるか節約できるかの停車時間の境目は、車によって違う。
アイドリング状態でガソリンを多く消費するようなエンジンだったら、短時間の停車でもアイドリングストップをすると燃費は良くなる方向へ。
逆にアイドリングでガソリンをあまり食わないエンジンであれば、多少長い時間のアイドリングでもエンジン再始動よりもガソリンを消費しない。
ホンダのエンジンは後者。
オートバイエンジンの技術を取り入れてアイドリングでのガソリン消費量はかなり少ないんだそうな。
だから世間が自動アイドリングストップと騒いでいるときでも、最後までアイドリングストップを標準搭載していなかったのだ。
ということは。
アイドリングストップを搭載して燃費がこれだけよくなりました、などと言っているメーカーのエンジンは性能が悪い、ということですな。