昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

相変わらずバカバカしい自動車新税

自動車新税が車種によって変わるという話。 http://mainichi.jp/articles/20151210/ddm/002/020/126000c うーむ、相変わらずバカバカしい・・・ ”カタログ燃費”ていうものがいかに馬鹿馬鹿しいものかは、車に乗る人ならば誰でも知っていることだと思うが? 役人には車を運転する人はいないのか? みんな運転手を雇って車の管理もまかせっきりなのか? そういう連中が考えた施策としか思えない。 言い疲れたが、大体、ハイブリッドカーだって、カタログ燃費がいいだけで環境には全く優しくない。 そして車両価格は高いと。 ま、つらつら考えるに、 こういった燃費を基準にするような新税は、トヨタあたりに気を遣ったものではないか。 ”カタログ燃費”を上げることが得意な一部のメーカーが有利だよね。 本当に環境に考慮した税制にしたいのであれば、 車種ごとに 製造~10万キロ走行~廃棄 までのライフサイクル全体で排出されるCO2量によって税率を決めるべきだ。 製造や廃棄にかかるCO2量はメーカーが計算するだろうが、それをチェックする国交省の外郭団体でも作ればよい。 そうすれば役人は天下り先が増えるし、この税制でもトヨタあたりが有利だし、 ま、おおむね全体が丸く収まるのではないの? 車マニアではない人のための車の選び方