昔気質技術者のお小言

~ おいさんのへりくつ日記 ~

音質が低下するわけ

iPhone自体には何の興味もないが・・・
iPhone7の「イヤホン音質」について。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/071200054/091800001/

ま、さもありなん、と。

まずは一般的な、初歩的なところを説明しておこう。
アナログ音源は接続部が多いほど音質は劣化する。
”接触部”で劣化するのだ。
今回のiPhone7の場合だと、Lightningコネクタ→変換プラグ→ヘッドホン、と接続部は三箇所もある。

そして、接触面積が小さいほど音質は劣化する。

Lightningコネクタの金色の部分を見られたい。
すごく小さいでしょ?
対して、従来のイヤホンジャックの中を覗いてみられたい。
デカい板ばねが見えるはずである。
もちろんこれもプラグの一部分にしか接触しないわけだが、見た目よりも接触は良好であるし接触面積も比較的大きい。

接触面積が小さい、接触が良くないと、その部分で信号が劣化する。
具体的には低音と高音で音信号の伝わり方が一様にならなくなったりする。

例えば、高音の小さな音が通らなかったりすると、冒頭のコラムの実験例であるように、シャリという甲高さが耳につく。
それは高音の小さな音が伝わっていないからだ。

だからそもそも、本当に音質を気にする人ならば、イヤホンジャックが無くなるよりも前からBluetooth接続をしているはずだ。
Bluetooth接続ならば耳元、すなわちヘッドホンでの受信まではデジタル信号。
デジタル信号は多少の伝送では音質は全く劣化しない。
そして耳元に来てからアナログに変換されるわけだ。
iPhone内部でアナログ信号に変換してイヤホンジャック→ケーブル長々と、よりははるかに音質の劣化が少ない。
あとはBluetooth接続のダイナミックレンジとどちらがいいか、の話である。

ま、Bluetooth接続したら?と思うのだが。

能書きはたっくさん書いてあるが、例によって楽天ショップのサイトはすごく読みにくい・・・