昔気質技術者のお小言

~ おいさんのへりくつ日記 ~

ヘタな地方イベントは損するだけメーワクなだけ

東京オリンピックの費用についてビートたけし氏がちょっとコメントした話。
http://www.daily.co.jp/gossip/2016/10/01/0009544846.shtml

あえて、あえて否定的な面を言いますが、
オリンピックなんかやって誰が得するのか。
”経済効果”なんて言って誰が儲けるのか。
その金はきちんと他へも回るのか。
3兆円なんてお金があったら、もっと別の経済対策、福祉事業ができるのではないか。
・・・と考える人もいるのでは。

まあ、オリンピックという大規模なイベントはともかくとして、
こういった話を地方イベントに当てはめると、結構いろいろおかしなものがあるのではないか?

いつも思うのは”大曲の花火”。
ま、はっきり言って、ダレトク?
詳しく説明しますと・・・

押し寄せる観光客。
花火期間中はその地域の交通機関は事実上マヒする。
地元住民は外へ出られない。
儲けるのは一部の飲食店とコンビニだけ。
そして会場設営と運営の土建屋

そして地元住民が地の利で花火を楽しめるかというとそうではナイ。
クソ狭い会場に入らないと半分くらいの花火は見えない。
そしてその会場はもちろん地域外からの観光客に押さえられている。

つまり、地元住民にとってはメーワクなだけのイベントなのだ。
メーワクと思っていない地元住民は自分にウソをついているか、一部の花火しか見られないのに満足できる性格かのどちらか。

これで地域活性化していると思っている役人は少なくないんだろうなあ。

もし本当に地域活性化のイベントとして捉えているならば、そもそもの運営が違ってくるはずだ。
花火の規定を変えて、地上から何メートル以上で開くこと、などとすれば、旧大曲市内全体が観覧席となる。
そうすれば観光客がお金を落とす範囲が広がる。
すなわち”経済効果”も全く違ってくる。

本気で地域活性化を考えていないんだろうなあ、と思うもう一つの要素は・・・
このキャラクターを知っている人はどのくらいいるのか?
tsutsudon.jpg
県内に住んでいても見たことがナイ。

もし大仙市を花火をネタに全国に向けてもっと売り込みたいならば、こういったすでにあるキャラクターを有効利用しているはずである。
これ、”公式キャラクター”なのですよ?
花火ファンでも見たことがある人は少ないのではないか。
花火ファンではない人の目にもつくようにしなければならないのではないか?
花火の季節だけではなく、通年でアピールすべきではないのか?

つまり、地域活性化=一部の土建屋に設けさせる、としか考えていないから
地元住民にとってはメーワクなだけのイベントとなるのだ。

小規模なイベントであっても地域的な収支は取れているのか。
広告効果の計算は難しいが、いずれにせよ、その広告効果はある程度の期間は有効なのか?
その日一日だけでは地域的な収支は確実にマイナス。

イベントを開く側の自己満足に終わっていないか?
地域住民にメーワクをかけているだけになっていないか?
一度きちんと考えてみたらどうだろう。