昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

冬物の洗濯とか

やっとこさ冬物の洗濯を始めた。

コートとかってクリーニング屋に出す人が多いとは思いまするが、
実は家庭の洗濯機でも洗えるのですぞ。
よっぽど大事なものとか高価なものはプロに任せた方がよいけど、
それほどでもないものは自分で洗えるのだ。

洗濯機にもそういうモードはあるし、洗濯機の取扱説明書にもいろいろ書いてあるのだ。

さて、気温が一けた台の時に毎日来ていた上着。
袖や襟の汚れがひどい。当然。
さて今年はどうやって洗うか。

重曹とか使う方法があったような?
と、ネットで調べてみると・・・ダメだなこりゃ。
重曹を使うのはほぼ意味がないのではないか。

ネット上には重曹やら何やらとたくさんのサイトがあったが、
いくつか読んでみると、ほぼすべて”コピペ”サイト。
もちろんそのまま文章をコピーしたものではないが、
書いてある文章で使われている言葉が同じ。
いくつかのサイトからの情報をつぎはぎしたんだろうと思われるサイトも。
ま、いまさら驚くことではないですがね・・・

そしてどのサイトも、なぜ重曹で汚れが落とせるかの説明がナイ。
そういうサイトのコピペのしあいっこだから当たり前だが。
説明らしきことが書いてあっても、まー、デマと同じレベルの記述。理屈に合ってない。

あと、頑固な襟汚れは食器用洗剤を塗る、てのがあったが。
これもどうかねえ。
テレビでも、本業の芸人業ではきっとビタ一文面白くないんだろうな、と思われる家事芸人がその方法を紹介していたが。
これもよくよく考えると・・・
食器用洗剤で落ちるんだったら、洗濯用洗剤メーカーは何してんの?ということになる。
食器用洗剤の油分解能力は高いだろう。
しかし衣類の繊維は傷むだろうね。

というわけで、いつもの方法で洗濯することにした。
私がいつもやっている方法は、ただの部分洗い。
部分洗いといわばこういう洗剤を想像するでしょうが・・・

ももちろんこういったのを使っていたが。
この容器が空になったらば、ふつーの洗濯用洗剤を入れてその濃い溶液を作り、それを部分洗い用洗剤として使う。
ただこれだけ。
ワイシャツの襟とかに使っている。

で、これを今回も冬物の上着の襟や袖に使って・・・
きれいに落ちましたとさ。

というわけで、シミとかでなければふつーに洗濯用洗剤を使えばいいのさ。
重曹だの家庭用洗剤だの、そんなんは単にサイトのアクセス数を増やさんがための裏取りなしコピペ情報である。