昔気質技術者のお小言

~ おいさんのへりくつ日記 ~ 車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

今や「情報」は金を生み出す

むかーしはハード、すなわち物品を売って金を稼ぐことが基本的な経済活動だったのだが、
今や、「情報」をどう集めるか、どう使うかは避けては通れない。
そんなことアタリマエじゃん、という向きもあろうが、
「ハード」と「情報」を有機的に繋げて活用している企業はなかなかないよ。
それを完ぺきに行っているのがアップル。
と、これを読んで再認識した。
http://toyokeizai.net/articles/-/170061

これによるとつまりは、従来の時計メーカーは”買い替え”てもらってその商品の代金で継続的に利益を出そうとしてきた。
しかしアップルはユーザーの「情報」を得るためにハードを使う。

アップルはユーザーから収集したデータでビジネスを行うことを目的としている、としているが、
情報単体でもビジネスはできるがそれをもとにして新たなハードを売りつけることもできるし。
実際、AppleWatchがいかに着け心地に優れたものであっても、新たなバージョンが出たらアップルマニアは買うだろうし。

iPhoneといい、アップルはこういったことが上手い。
ユーザーの「情報」だけではうまくいかないだろうし、スマートウオッチやスマートフォンのハードだけでもダメだ。
しかしスマートフォンやスマートウオッチで情報を集めてそれを次の新製品に活用、さらには情報単体でもビジネスになる。

いわゆるIT企業は「情報」だけで完結しようとしているから胡散臭いものになる。
例えばYahoo。
Yahoo関係のサイトは使いやすいが、どうにかしてアプリを使わせて個人情報を収集しようとしているから胡散臭いものになる。
「個人情報」だけでなんとか儲けようとしているから胡散臭くなる。
これがアップルみたいに、スマートフォンなどのハード的な出口があればまた違ってくるはずなのだが。

グーグルは自前のハードはあんまり作っていないが、個人情報面ではほぼ世界征服を完了しているからね。
ASUSとかもスマートフォンやスマートウオッチを出しているが、そこから何とかして個人情報を収集しようとしている。
タブレットなんかにはおかしなアプリが山ほど入っているし。