昔気質技術者のお小言

~ おいさんのへりくつ日記 ~

カセットテープの何がいいのか???

”ラジカセ”の新製品。

なんか、”ラジカセ”が売れているんだそうで?
上記機種の紹介記事。
http://diamond.jp/articles/-/128406

カセットテープの何がいいのか、正直よくわからない。
ちなみに私はカセットテープ世代である。

カセットテープって音は劣化しやすいよ?
曲の頭出しできないよ?
録音時間が短いよ?
「音が柔らかい」かもしれないが、それは単に音が”鈍っている”だけだよ?

メモリカードにデジタル音源を入れれば何曲でも無数に入れられるし、簡単に持ち運べるし。
大きなスピーカーで聴きたいときだって端末をスピーカーに有線や無線でつなげばいいだけ。

もしカセットテープが若者の単なる”レトロブーム”であれば、それは長続きはするまい。
面倒くささとかを楽しむ、という行為はいずれ飽きられる。

もしかしたら、カセットテープの良さは”所有感”かもしれない。
メモリーカードに曲を入れているよりもカセットテープの方が、曲を”所有”しているという感覚が強いはずだ。
デジタルデータなんて目に見えないし。
デジタル端末なんてどれも操作が”ちまちま”しているし。

それがラジカセだと、カセットテープという実体があるし、
ボタンが大きいし、メカを動かすことが曲の所有感にもつながる。

もしもカセットテープブームが長期にわたって続いたならば、
その原因は”レトロブーム”ではなく、”所有感”なのかもしれないのだ。