昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

関東ラジオ局の朝番組

朝起きるとテレビではなくAMラジオをつける。(radikoで)
テレビの朝番組は見るに堪えない。
女子アナがケーキ食べてキャー、とか。
ニュースなど情報の密度は薄いし。
そんな番組を見るのは液晶テレビであっても電力のムダでしかない。
だいたい、スタジオのデザインが朝の目にはチカチカする。特にフジ。

ラジオだと当然ながら”見る”ことはしない。耳だけ傾けておけばよい。
ニュースとその解説はテレビよりもはるかにマトモ。
なので朝はもっぱらラジオ。

しかし、ラジオ局にもよるのだ。

FM局は音楽中心、当然ながら。ちょっとテンション高め。朝のドヨーンには合わない。

AM局では、
文化放送はなんかFM局っぽい番組。なので聴かない。

TBSはなんか、政権批判ばっかりやっている感じ。
これはTBSテレビの方もその姿勢を誰かに批判されていた。”反日”とすら言っていた。

いや、別に政権批判してもいいのだけど。いろいろな意見があるから。
しかし”揚げ足取り”っぽい意見が多い。コメンテータもアナウンサーも。
特にアナウンサーはあっさい意見ばっかり・・・

ニッポン放送は中庸よりも少し政権寄りといったところか。
しかし担当アナウンサーは、かつて夕方の時事番組でコメンテータと丁々発止したりとかしていた人なんで、いろいろなことに造詣が深い。
選挙に出るんじゃないかなんてからかわれていたことも。

ま、これらの各局の姿勢はバックについている新聞社の意向が反映されてますな。
TBSはあそこで、ニッポン放送は右系のあそこ。

番組としての出来からいうと聴くに堪えるのはニッポン放送だけ。

しかしながら、例えば終日一局だけ聞いていると情報とか立ち位置がかなり偏るだろう。
だからラジオもいろいろ聴いてみるのが良いのだ。

ただし、ニッポン放送はウザいCM率が非常に高い。
胡散臭いスポンサーに頼らなければならないほど経営はひっ迫しているのかもしれん・・・

戦隊モノの人気の要因はそこではナイ

異色の戦隊モノ「ルパパト」が、親も子も魅了する理由 | dmenu映画


実は私も戦隊モノ、毎週見ております。
上記コラムでは今シリーズの「ルパパト」人気の要因についていろいろと述べられているが、そこじゃあないんだよなー。

そもそも戦隊モノは毎シリーズが親子で楽しめるものになっていて、それなりに人気があったし。
面白いのは別に今シリーズに限ったことではナイと思うのだが。
W戦隊というのが目新しいので、そこが評論されることが多いが。

戦隊モノの人気の本質は、まずは、一見複雑に見えてシンプルなストーリー。
子供でもある程度の年齢であれば理解できる。

これに比べて「仮面ライダー」の酷いこと・・・
とにかく複雑にすりゃあいい、と思ってんじゃない?
造形ももうわけがわからんし。
いわゆる”平成ライダー”で良かったのは、平成一作目の”クウガ”だけだ。
あとはほとんど”カス”な出来。たまに”そこそこ”があるくらい。
ちなみに、”そこそこ”の出来だったシリーズの主演俳優はその後ブレイクしている。
仮面ライダーはもう何作も作られているのに、主演俳優はその後ほとんど”消えて”いるでしょ?
シリーズ自体がつまらないから忘れ去られるのだ・・・

閑話休題
戦隊モノに話を戻すと、
戦隊モノは各シリーズでみんなほとんどおんなじ形をしているのに人気が続いているでしょ?
それはストーリー背景のシンプルさに因るところが大きいのだ。

そして、戦隊モノの人気のさらに大きな要因は、実はキャスト構成なのだ。

親子、お父さんと子供、あるいはお母さんお父さんと子供、さらにはおじいちゃんも一緒に楽しめるのはなぜか、登場人物をよく見てもらいたい。
各世代の目を惹くように緻密に計算されている

まず、子供はヒーローのキャラクターやメカにかぶりつきますわな。

お父さんはどこを見るか。それはキレイな、あるいはカワイイおねえさん。(戦隊の女性メンバー)
(否定できますか?(笑))
お母さんは、変身前のイケメン。(戦隊の男性メンバー)
(否定できますかな?(笑))

そしてさらに、シンプルなストーリーに深みがあるように見せるために、渋い系の俳優さんを毎シリーズで必ず一人は配置している。
シリーズによっては昭和のアイドルを出したりなんかして。
これにはお父さんおじいさん涙目(笑)

ストーリーでもコメディ回は特に、昭和のベタな展開をしたりとか。

ここまでやってて家族全体で見ない理由が見つからない(笑)

これに比べたら仮面ライダーの酷いこと・・・・・・ムダにイケメンを消費(笑)

東京オリンピック開催時期変更の議論を盛り上げるには

東京オリンピックは酷暑の中での開催ということがほぼ確実。
今年のような災害級の酷暑となったらどうなるのか、
競技開始時刻の変更ではなく開催日程をもっと涼しい時期に変えるべきではないかという意見がチラホラ。

ワタシなんかホケーとしているので何にも考えていなかったが、言われてみると確かにそうである。
というか、どう考えても、競技者、観戦者、スタッフ・ボランティアにとって酷暑の中での開催は危険である。

だから、東京オリンピックの開催日程を変えるべきだという議論がもっと盛り上がってもよさそうなものだが、ほとんど何もなされていない。
ラジオあたりを注意深く聴いていてコメンテータがなんかモソモソ言っているのを聞ける程度のもの。
ネットでの記名コラムではかなり強く主張している人もいたが、ネットで見られる”ニュース”ではそういった議論は見かけない。
日程変更の意見が少なからずあることは確実なのに。

これは新聞・テレビ等の大手マスコミが強く主張しないからである。
政治家や芸能人の揚げ足をとって逆さ吊りするくらいのことは全大手マスコミでやっているのに。

なぜ大手マスコミは強く主張できないのか。
それは、実際に問題が起きていないからである。
酷暑の中でのオリンピック開催で何人かは熱中症で倒れるのが確実なのに、それが”まだ起きていない”からである。
大手マスコミは揚げ足取りしかできないからである。
まだ実際に足が上がっていないから揚げ足取りもできないのだ。

そしてもし、日程変更などを主張したならば、
放映権料の減収などはどうするんだ?という問題の対案を思いつけないからだ。

暑さ対策にかかる費用と放映権料の減収分を比較試算してみりゃいいのにねえ・・・

一方、自衛隊の潜水艦が実習船にぶつかった時にゴルフをしていた元首相なんかは
「今年の暑さはオリンピックにとってラッキーだった」
(今年の暑さ対策等をオリンピックの際に適用できる、の意)
などと言っていたそうで。

一理はあるが。
暑さ対策の費用も経済効果のうちの一つになるだろう。

まあ、いろいろな意見があっていいのだが。
私が出場するわけではないし(笑)
しかし議論はもっとすべき。
このままでいったら競技者や観戦者にとって危険な暑さになることは確実だから。

この議論を盛り上げるためには、もはや誰かがスケープゴートにならなければならないだろう。
それはそこいらのアイドルとかタレントとか芸人ではダメ。

典型的な熱い男で自身も暑さに強そうな、M岡修造氏あたりが、この真夏の時期に、
国立競技場を模した屋外セットで開会式の時間中座っていたり、
ラソンコースの遮熱舗装の脇で熱い応援のシミュレーションをし、
駅から競技場へ徒歩で移動し、
などなどをやって、最終的には熱中症でぶっ倒れる、

・・・くらいのことをすれば、やっぱりこのままだとヤバいのではないか、と
やっと世間も気がつくであろう・・・

テレビが酷暑でもスーツにネクタイというおかしな服装だから

夏はどんどん暑くなっている(ような気がする)のに、
いまだに”クールビズ”の設定が無いバカな大企業があるのは、
”テレビ”に原因があると思う。

災害級の暑さ、だの、熱中症にはくれぐれも注意、だの、この暑さは命の危険も、だのと伝えていながら、
それを伝える男性アナウンサーやキャスターの格好はネクタイにスーツという暑苦しい格好である。
このクソ暑いのになぜテレビは”クールビズ”の格好にしない?

官公庁などでは”クールビズ”が普及して久しいが、民間企業ではまだ上着着用という馬鹿なところがある。
それはテレビのせいである。
ニュースを伝える男性陣が皆、ネクタイにスーツだからだ。
何でも右ならえの日本人はテレビに出てくる人の服装が”正しい”と思いこんでしまう。

夏場であってもビジネスマナーが必要な時はスーツにネクタイであると日本人が思い込んでいるのだ。
この亜熱帯並みの酷暑ではその服装はもう”正しく”はナイ。
なぜ誰も気づかないのだ?

テレビに出す男性アナウンサーやキャスターの服装を上着無しのノーネクタイにすれば、世間の夏場のビジネスマナー服も変化するはずだ。

なんだったら、テレビ番組の企画で夏場のビジネスマナー服のデザインを考えればよいのだ。
(ちなみに政府が考えると、”省エネスーツ”なんてバカなものが出来上がる。興味ある人は検索してみてくだされ)

そうすれば、ファッション業界が盛り上がり景気に寄与するかもしれない。

スーツにネクタイという服装に合わせたテレビ局のスタジオのエアコンの温度設定も少し上げることができて、エコにもなるし、エアコンの排熱によるヒートアイランド現象も少しは抑えられる。

以上のように、夏場のテレビ局がネクタイにスーツという格好を捨てればいいことだらけだと思うのだが!!

W杯にキョーミない国民半数もその費用を負担しなければならないのか?

「高視聴率も赤字 国民が払うW杯放映権料600億円の高いツケ」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/232667

視聴率は約50%、そして”次の日の話題の付き合い”で見た人を差し引くと、”にわかファン”を加えたとしてもサッカーファンは国民半数に届くか届かないかくらい。
つまり国民の半分はW杯でメーワクを被ったと思うのだが。
W杯以外のテレビやラジオの番組がつまらない編成になって。

それなのにW杯にキョーミない人も受信料という形で負担をしているわけだ。
それでなくともNHKは見ていないという人も相当いるのに。
NHKなんかニュース番組の中でネット動画の紹介とかしょーもないことをやっているのに。
ブラタモリなんかタモリ倶楽部のパクリ企画なのに。

受信料の支払いは法律なので仕方がないのだが、やはり納得はいかない。