昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

ヤマト運輸の問題は他山の石とすべき

「アマゾンのヤマト依存の図式は変わらない 値上げされてもすがりつく」
http://president.jp/articles/-/24919

まー、アマゾンがどうなろうとあまり興味はないが・・・
日本に法人税を納めろ!!と言いたいだけである。

上記コラム中の「ヤマトがまっとうに経営してこなかったから」に同意するのだ。

一利用者の観点ではヤマトの宅急便は確かに便利だ。
サービスも佐川急便に比して一歩先を行っているような感じもする。

しかし、このような事態に陥るのは予見できたことなのだ。
その容易に予見できていたはずの事態から目をそらしてきたとしか言いようのない経営。

我々が便利と感じるサービスは、現場の人間が実行するものばかり。
経営陣が現場にあれやれこれやれと押し付けてきただけなのだ。

受取人に届けるところが人手不足になるのは予見できたはずだ。
予見できていなかったとするならば、それは経営陣の無能。
予見できていれば、それに対して、受け取り方法を拡充するとかのシステム的な対策を打っていたはずだ。
なのに何もしてこなかった。
やっと宅配ボックスだのなんだのと。

現場に方針を押し付けるだけなのは、最も簡単なことで、頭の悪い経営者がやること。
アタマが悪い経営者とか上司とかに限って”現場の意識”とかいう言葉を使う。

現場に丸投げ、それでいいならば誰でも会社経営できるがな・・・