誤解を狙った高速モバイル回線プラン表記
というわけで、いわゆる高速モバイル回線プランについてしばらく調べていた。
しかし大きな不満が。
niftyでは、WiMAX、ドコモ回線、イーモバイルの三つの高速モバイル回線プランがあるのだが、
この中で通信量制限がないのはWiMAXだけ。
WiMAXもプランによっては通信量制限がかかるのだが。
しかし、通信量制限があることがそれぞれのプランのトップページには書かれていない。
よーく探せば明記してあるページもある。しかしそれを見つけるには数ページ読まなければならない。
これは絶対ワザとだろうなー。
通信量制限のあるプランなんて、事実上、”たまーに”外でインターネットをするだけの人向けだ。それくらいの通信量しかない。
しかし高速モバイル回線プランのページの書き方では、自宅のインターネット回線を固定回線からこれらのモバイル回線に間違って替えてしまう人も多いだろう。
以前に高速モバイル回線の勧誘で各地で問題があったそうだが、それと同じような問題が遠からず表面化するだろうなあ。
通信量制限のことは電話などの問い合わせや申し込みをすれば説明するだろうけど
(ここで説明しなければ本当の詐欺だ)
通信量制限で困った人にはその場で別のプランを勧める、という仕組みだろうね。
そしてさらに、1ヶ月の通信料が5GBだの10GBだの以上は制限がかかる、って言われても、自分の通信量を把握している人はどのくらいいるのか?
ほとんどいないだろう。
私だって、今回の件でやっと調べた。
ちなみに一日で数百MBはいく。サイトを見るのとradikoで。
自分の普段の通信量を調べるのだって難しい。
特に昨今は1本の回線に複数台繋ぐことが多いから。
私の場合はPocketWiFiの設定ツールから、PocketWiFiにつながっているすべての機器のデータ通信量の合計がつかめた。
一応niftyも詐欺といわれたくはないようで、接続プラン診断ページでは
自宅でもインターネットをするという人には通信量制限がないプランを勧めるようにしている。
しかしそんなんは役に立たないし、通信量制限についても触れられていない。
少し長い時間使っただけであっという間に通信量の上限に達してしまうのに「使い放題」などと表示している広告はあちこちに散乱しているし、
いい加減にこういう詐欺まがいの商売は止めてもらえないかなあ?(niftyに限らずだ)