昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

やはりメーカーは軽増税に賛成なのだ

軽自動車の優遇税制に輸入車勢が文句垂れたという話か。

http://www.sankeibiz.jp/business/news/140724/bsa1407240500002-n1.htm

まあ、軽自動車の税制は参入障壁だというのは言いがかり、と思う。

多くの人がそう思うのではないだろうか。

自分らが軽自動車を作れない(軽自動車製造はかなりのノウハウを必要とする)からといって増税しろと言っているわけだ。

しかし、この記事で本当に着目したいのは、

自動車総連が軽増税の撤回を求めているのに対し、

自動車工業会は増税撤回は要求しない、

というところだ。

自動車工業会は「負担軽減策の確実な実施を求める」としている。

おそらく、そんなもんは付け足しだろう。

以前にも言ったかもしれないが、メーカーは増税と引き換えに軽自動車規格の変更を望んでいるのだ。

そちらの方が世界(主に新興国)で自分らが儲けられるから。

軽自動車の再増税よりももういっそのこと、軽自動車の規格を欧州メーカーが作れるギリギリのところまで拡張しちゃえばいいのではないか?

そうすれば八方丸く収まる・・・かな?

いや、車両価格は高くなるだろうし・・・