昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

○○目線の車とは

ミラココアの企画開発の話。

http://www.sankeibiz.jp/business/news/140830/bsa1408300500002-n1.htm

まあ、正直どうでもいいのだけど・・・

ただ、○○目線などという話の時には車の本質が語られないことが多い。

それが怖い。

例えば、実際はそういう車は少ないが、女性向けだからといって内装をきらびやかなんかにしてしまうと、前方への注意力が散漫になる。

車の内装が地味なのはそれなりに重要な意味があるのだ。

そういったことが忘れられることが多い。

燃費だけに目線が行ってしまって、雪道でスタックしたら抜けられないようなハイブリッド車をバカスカ売りまくったり。

○○目線というのは単に表面的なところに留めて、車の本質部分を侵食しないようにしてもらいたいものだ。

(ミラココアがそうだという話ではありませぬ)