昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

だからテレビは低俗になり続ける

テレビ番組がお笑いでも情報番組でも”低俗”化が止まらない理由がなんとなくわかった。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150906-00010000-mediagong-ent

ここでいう”低俗”とは、ネタが下品とかそういうのではなく、

ひな壇で芸人やタレントが大口開けて笑っているだけ、という類の”低俗”。

冒頭に挙げたコラムの筆者はおそらく、”人を馬鹿にするのを面白がる”弁護士であろう。

この輩のコラムはもう二度と読むまいと思っていたが

Yahooニュース表示の見出しに釣られてしまった・・・(汗)

最近のバラエティはほとんど芸人やタレントのトーク任せで、

誰かが面白いことを言ったら手を叩いて大口開けて笑う、それだけ。

これを低俗と言わず何と言う?

台本があるコントの方が、笑いが計算されており、そこには創造性がある。

(もちろん、クソつまらないコントも少なくはないが・・・)

しかし単なるトーク、アドリブオンリーの笑いは、そのほとんどが単なる”揚げ足とり”。

揚げ足取りは、下ネタと並んでもっとも原始的な笑いの一つ。

相手を卑下して笑いを取る技術。

そんな創造性のかけらもない笑いの方がおもしろいと、この弁護士は言っているわけだ。

さすが人を馬鹿にするのを面白がる弁護士である。

オレたちひょうきん族”を引き合いに出しているが、

あの番組は子供心にもすっごくつまらなかった~。

面白かったのは最初だけで、それも単なる意外性が面白かっただけ。

芸人がただただ暴れているだけの番組のどこがおもしろいのか?

そしてこれを面白いと思って育った連中が現在のテレビを作っているから

単なる”低俗番組”になる。

それを面白いという弁護士もいるから、テレビの低俗化が止まらない、のだ。