昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

テレビのコメンテーター、本当に悩んでいる?

「コメンテーターがテレビで中身ない発言せざる得ない事情」

https://www.news-postseven.com/archives/20180831_747937.html


このコラムには”ジャーナリスト”のコメンテーターの意見も載せられている。
「コメンテーターも悩んでいる」と。
この人はラジオだともう少し”エッジの効いた”ことを言ってはいるのだが。
しかしラジオといえども、言いすぎて名前を冠した帯番組を終了させられて局出禁になった経済アナリストもいますしな・・・昔の話ですが。

コメンテーターも悩んでいる、とか言っても、
テレビでよく出てくる”ただのタレント”、何の専門家でもない本当にただのタレントのコメンテーターはどうかと思う。
まあたぶん制作側もどうかと思っているのかもしれないけど。
こういう人たちは”悩んで”はいないでしょ?
どーせ誰でも思ってるようなことしか言えないんだから。

そしてこういった”ただのタレントコメンテーター”は見る側の思考力もスポイルする。
誰でも思いつくようなことしか言わないから、視聴者がそのコメンテーターの意見を自分の考えていることと混同して”思考”しなくなるぞ。
それこそがテレビ制作側の目的かもしれないが・・・

だから私はテレビの情報番組、ニュースワイドショーは見ない。
あまりにくだらないから。
ラジオの方が情報が密だし、消費電力も少ないし。ネットしながら聴けるし。

ま、”エッジの効いた”というか”角が立つ”ような意見を読みたければ、やはりネットということになるのだろう。
もちろん、ネット上の情報は玉石混合、というかほとんど”石”ばかりなのだが・・・
角が立っているような意見を読めば、少しは自分で考えるのだ。

N-BOXが売れるのはやはり”走り”とフロントデザインでは?

「ホンダN-BOXだけがなぜ売れる? N-BOXにあってライバルに足りないものとは」

https://www.webcartop.jp/2018/08/270638


私もN-ONEでなければN-BOXを買っていたかも。
そこまで広さを求めないとしても、”クルマ”としての出来がいいのです。
それはちょっと試乗すれば分かるくらい。

そういや、行きつけのディーラーで昔、当時の店長さんが言ってました。
「ホンダの新車の研修会に行くと、テストコースをいやというほど走らされるんですよ~」

その試走はホンダの新車だけではなくライバル車も同時に行うと。
で、それも運転するだけではなく、交代で各座席に座って、何回も。
「もういい!」と思うくらい走る&乗せられる、そうな。

で、やはりホンダの車が走った感じが最も良いと。

ホンダのディーラーの店長さんだから言っているのではないと思う。
この人は悪い出来の車は「おすすめしません」とはっきり言う人でした。

閑話休題
N-BOXの人気は、”走る自動車”としての出来もありますが、
あとは、やはりフロントデザイン。

冒頭にあげたコラムの最初の写真では
フロントのデザインはN-BOXが最も”地味”。
フロントのデザインの効果は前にも書きましたが・・・

軽自動車で派手なメッキグリルなんて、例えるならば”キラキラネーム”みたいなもん。

 

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ハードコートはいろいろと”難しい”

伊達公子さんが作ったハードコート 世界基準こだわる」

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO34131620U8A810C1000000


テニスコートの種類はざっと言うと、
砂入り人工芝(”オムニコート”という”商品名”で呼ばれること多し)
クレーコート(土の)
ハードコート
がある。
滅多にないが”カーペットコート”てのもある。

さて、冒頭にあげた記事のキーワードは「ハードコート」と「世界基準」であるが。

日本国内だと砂入り人工芝コートが一般的だろう。
しかし世界的にはハードコートが一般的らしい。

日本で砂入り人工芝コートが多いのは、水はけがよいようにコートを作れるからだ。
雨が降っても止んだらすぐにプレーを再開できる。
よっぽどの大雨でもない限り、水たまりができない。
大会運営者にもよるが、大雨でも大会を続行するところもある。(ひどい)

ちなみに、雷が来たら即座にプレー中止ですがね。
テニスラケットは電気を通しやすいから。

閑話休題
日本でハードコートが少ないのは、やはり気候による。
雨はともかくだが、寒暖差でコートがすぐに傷むのだ。
屋外のハードコートなんて、ちょっと古いとバッキバキにひび割れしている。
構造によっては、表面が浮いていてベコベコなんてところも。

だから日本で”世界基準”のハードコートを作るのは難しい。
作るとしたら屋内施設しかない。
冒頭の記事のコートも屋内施設である。

で、狭い日本では屋内テニスコートなんて作る金がナイ。
土地はあっても土地代が高いし、土地代が安いところだと辺鄙な場所なので客入りが少なく建設費を回収できない、などなど。

ちなみに、屋内コート施設でもわざわざ”人工芝コート”にするところが多い。
それは、国内の大会のコートがほとんどが砂入り人工芝コートなので、それに合わせているから。
世界を目指すプレーヤーを育てるところだったらハードコートにするんだろうけど、
国内レベルだったら人工芝で、ということだ。

一方、私の持論だが、テニスの上達にはハードコートの方がよいと思う。
バウンド、すなわち球足が速いので、テイクバックを早くすることが身につくのだ。
人工芝コートなんて、球がバウンドしてからラケットを引いても間に合う場合も多いので、そのままのスイングで”自称中級”になっている人のなんと多いことか。

ちなみに、ケガの発生率はハードコートよりも人工芝コートの方が高いそうだ。
ハードコートはケガよりも足の”疲労”が先に来る、のだ。

お知らせ

ごくごくごくごく少数のご常連の方々へ。

このブログは記事をまとめ書き&予約投稿によって、これまでほぼ毎日のペースで更新してまいりましたが、
そろそろネタ切れ&執筆時間不足になってきました。

ですので、今後はおおむね一日おきの更新ペースとなります。
もしも、もしもですが、お楽しみにしていましたらすみません。
アクセス数が膨大だったら無理してでも毎日更新するんですがねえ(笑)

この記事の後にすぐアップしますが、その後はあさっての投稿となります。
たまーに投稿を挟み込んで連続日で投稿することもあるやもしれませんが・・・