昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

田舎の道の駅は”飽きる”

長距離ドライブに行ったとき、
当然休憩場所は道の駅が中心になる。
・・・なんだか「飽きた」。

この辺の特産品は何かな?と道の駅の売店や産直店を覗いてみると、”山菜”ばっかし。
あと地元の野菜。
いや、地元民の利用が道の駅設置の目的の一つではあるのだから、これを否定するものではない。
しかしどこへ行っても、”山菜”が特産品なのか?と思ってしまう。
山の中の小さな道の駅はほとんどがこんな感じ。

道の駅が観光客を呼び込むものではなくて、地元民の交流場所に”しか”なっていない感じ。
外からの人間がお金を落としていくところではなく、その地域だけでお金を互いに回している、感じ。
いや、もちろんそれでその地域がよければそれでもよいのだけど・・・

もし道の駅を地域おこし目的で設置するのであれば、観光客がその道の駅に来ることを”目的”にするようなところにしなければならない。
その道の駅でなければ買えないものを置くとか。
例えば、特殊な農産物とその加工品。

つまり、地元農家の意識も変えなければならないということ。
新たな特産品を作るために新たな作物の栽培に挑戦しなければならない、ということ。
地元民がそういった意識を持っていなければ、道の駅は単なる地元民の”買い合い”場所でしかない。
いや、道の駅設置が地域おこしの目的じゃあないんだったら、それでもいいんだけどね・・・

しかし観光客の立場から言うと、今回寄った道の駅はどこへ行ってもおんなじような野菜と山菜ばっかしで、もう飽きた・・・