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税務調査官 窓際太郎の事件簿

税務調査官 窓際太郎の事件簿。

TBSの2時間ドラマ枠でのシリーズもの。

http://www.tbs.co.jp/getsugol/20110627/drama_point.html

 

主人公「窓辺太郎」はヒラの税務署員。

仕事が遅いだのできないだの、上司から「”窓際”君!なんだねその態度は!」と呼ばれいびられ続けている。

 

かつては国税局の査察課長であったが、政治家の捜査中に部下がその政治家の策略にはまって心中を装って殺されてしまい、その責任を取ってヒラの税務署員に大左遷。この大左遷は各税務署でも(左遷の部分だけ)伝説となっている。

 

しかしその正体は・・・

難事件があれば国税局査察部長の命を受けて捜査を行う影の税務調査官。

影となるためにあえて大左遷という形をとったのだ。

影の査察官の存在はこれまた半ば都市伝説となっている。

ただし窓辺太郎はダメ税務署員を演じているため、周りは誰も気づかない。

 

秋田ではTBS系局がないので、BS-TBSでの再放送を録画して観ているが、

いやー、一回観てハマった。

主なストーリーは、サスペンスドラマ定番の謎解き・人情・勧善懲悪。

もちろんそれで面白いのだけど、

さらに、窓辺太郎を演じる小林稔侍のトボけた演技。

麻生祐未の怪演。

ドラマの最初と最後にある、上司との(ほぼ)コント。

これもまた楽しい。

 

また、ドラマの冒頭で窓辺太郎が商店街の人々などから税金の相談を受けるのだが

相手が老若男女オカマ誰であっても親身になって懇切丁寧に、節税も教えている。

(これを上司は”脱税を指南するとは何事だ!”と怒るのだが)

こういうのを見ると、私もこんな税務署員になりたい、と思ってしまうのだ(^_^;)

あ、本物の税務署の方々も優しいですが。

何度か本物の税務署に行っているけど、嫌な思いをしたことは一度もないす。